Headway ( ヘッドウェイ ) HD-113 "漆" URUSHI / STD

近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。

本器は発売前から話題となっていた、D-18スタイルのスプルース×マホを日本伝統の「漆塗り」で仕上げられた新商品「HD-113 URUSHI」。
シトカスプルース材TOP、マホガニー材SIDE&BACK、アフリカンマホガニー1Pネック、エボニー材指板&駒、43mmナット幅、644mmスケールのスペックに、塗装には日本の伝統的な「うるし塗り」が施されております。

漆を薄く重ねて塗り、乾燥を経た独特な光沢が魅力的な「拭き漆」が採用されていることで、まるでヴィンテージのD-18を手にしているかのような圧倒的な フィーリングを有しており、木材の呼吸を感じる事の出来る独特の質感は、日本の伝統文化のものづくりに対する見識の深さに思わず感動させられる大変素晴ら しいものがございます。

ネックの補強にアルミチャンネルトラスロッドを採用しネック自体の強度が向上しています。フォワードシフトされたスキャロップブレイシングで、弾き始めからしっかりとした鳴りがありピックストロークでもフィンガーピッキングでもバランスに優れたサウンドが持ち味です。

日本の伝統文化と、年月を経たドレッドノート・マホガニーのアコギが持つ独特のフィーリングを合わせ持つHEADWAYの意欲作。お薦めです。


ボディ(トップ) ：Sitka Spruce
ボディ(サイドバック)：African Mahogany
ネック：African Mahogany 1P
指板：Ebony
ナット：Bone
ブリッジ：Ebony
マシンヘッド：GOTOH/SE780 06M XN
スケール ：644mm
ナット幅：43.0mm
フィニッシュ：Urushi
アクセサリー：ハードケース、六角レンチ、保証書