Martin ( マーチン ) D-41 SPECIAL

1968年に開発されたD-41は、40番台でありながらさりげない倍音感が扱いやすく、D-28とD-45の中間モデルとして、その独自の個性が多くのプレイヤーに好まれてきました。

 

本器はそのD-41をヴィンテージスペックで拘ったモデルとなっており、シトカ・スプルース材トップ(フォワードシフト/スキャロップブレイシング)、ローズウッド材サイド＆バック、エボニー指板＆駒、マホガニー材ネック、45タイルのスノー・フレイク指板インレイ、Vシェイプネック(43mmナット幅)、オープンバック・ペグ(GOLD)、ロングサドルなど、マーチンファンを擽るルックスと仕様になっております。

 

サウンドは華やかで上品ながら、迫力のある低音域や広がりのある倍音感が心地よく、それでいて各弦の纏まりの良さを持ち合わせており、全体的にバランスに長けた大変秀逸な個体です。スタイル41ですが、鳴り方やフィーリングはスタイル42に近いと思います。

 

発売から13年経っておりますがワンオーナーで大切に扱われてきており、目立つ傷や打痕もなく大変素晴らしいコンディションです。ネック周り、ブリッジ付近のトラブルや修理歴もなく、美品中古と言えるでしょう。トラスロッドの残りも十分、フレットも綺麗に残っております。

 

スタイル42に近い仕様の珍しいD41、鳴りも良く大変お薦めです。

 

当時メーカー小売価格620,000円