■Range Masterを彷彿させるTreble Boosterサウンド
Kz TREBLE BOOSTERの回路は一石トランジスターを採用したRange Master系のブースターです。
60年代のアンプはゲインを上げただけでは、ローが飽和気味になり、音の抜けが悪くなりました。そのため、アンプを歪ませた上で、トレブル・ブースターでサウンドメイクしていました。
Kz TREBLE BOOSTERでも、最初に十分にアンプを歪ませ、ギターのボリュームも最大で楽曲での最大限の歪みを作ります。その後、ギターのボリュームで通常使うサウンドやクリーンサウンドまで音量を下げます。
このような使い方ではギターのボリュームがフルだとオールド・スクールな歪みにギターのボリュームを半分程度まで絞ってブライトなクリーン・サウンドとなります。
このように使うことでギターやアンプのキャラクターが一層際立つ極上のブースター・サウンドが得られるでしょう。
■TONEとRANGEスイッチによる豊富なサウンド・バリエーション
Kz TREBLE BOOSTERは現代の音楽シーンに対応できるサウンド・バリエーションを持たせています。
・「LEVEL」ノブによる音量の調節
LEVELノブは、ブーストしたアウトプット音量を調節します。
・「RANGE」と「TONE」の2つのトグル・スイッチによるサウンド・バリエーション
RANGEとTONEのトグル・スイッチで4つの組み合わせができます。これらは、シンプルな一石トランジスターと思えないほど、幅広いサウンドの組み合わせとなります。
RANGEは入力レンジの切り替えスイッチです。上の場合〔ローカットされたタイトなトーン〕、下の場合〔ファットなトーン〕となります。
TONEは出力のトーン切り替えスイッチです。
上の場合〔煌びやかでエッジの効いたトーン〕、下の場合、〔マイルドでウォームなトーン〕となります。
■小型筐体と現代のエフェクターの標準仕様を網羅
Kz TREBLE BOOSTERは、エフェクトボード内での利便性を考え、小型の筐体に収納し、他のペダルと違和感ない仕様を網羅しています。
・サイズ:48.3(W) × 93.5(L) × 48.0(H) / mm
・外部DC9V(センターマイナス)給電専用設計(※)
・トゥルー・バイパス・スイッチ
・動作(LED)インジケーター採用