昨年行われた「サウンドメッセ2015」にて"Premium Momose"と題して極上の希少材を贅沢に使用して製作された限定モデル。こちらはその中でも限定2本のみ製作のオールホンジュラスローズウッドテレキャスター。高級材のハカランダがほぼ手に入らなくなっている昨今、代用材として優れた音響特性を持つホンジュラスローズウッドですが、メジャーなインディアンローズに比べると色味の薄い赤茶色で、杢目もはっきり出るのが特徴です。こちらの個体は何といっても中央のサップがド派手です!オールローズテレにあえてこの杢目をチョイスするあたり、飛鳥工房のこだわりが垣間見えますね。
スタイルはトラディショナルなスタイルのテレキャスター。ネックは1Pのホンジュラスローズウッドに鍔出しの22F仕様、GOTOH製ペグ、オクターブ調整も可能なアングル付きのブリッジサドルや1弦側の壁を滑らかに削り落としたブリッジプレートなど、細部にわたり考え抜かれたスペックを採用しています。
サウンドの要のPUにはMojotoneを搭載、特注仕様のP.U.となっており、ローズの粘りとパワフルな出力と合わせて、唯一無二のサウンドを奏でます。
今回の限定ですら2本のみの製作ですから、今後の予定はまず無いでしょう。
ド派手な杢目もこの1本のみです!見逃しなく!!
BODY; HONDURAS ROSEWOOD
NECK; HONDURAS ROSEWOOD 1P
SCALE; 25.5inch
RADIUS; 210R
WIDTH AT NUT; 42mm
NUT; OILED BONE
MACHINE HEADS; GOTOH/SD91-05M N
FRETS; JESCAR FW9662-NS
PICK UPS; MOJOTONE TL ATQ60
BRIDGE; DEVISER/DTB-1
CONTROLS; 1Vol,1Tone,3Way PU Selector
FINISH; TOP LACQUER
STRINGS; Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
with HARD CASE