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WATANABE & K.YAIRI アコースティックギター未来への提案【サーモウッドモデル】

2011年9月23日更新

ワタナベ楽器店が未来に向けて新しいアコースティックギターを提案します。

10月8日、9日大阪南港ATCホールにて行われるアコースティックギターの祭典「サウンドメッセ2011」でお披露目いたします。

良質な木材が高騰する中、画期的な技術を用いたアコースティックギターを発表します。
これまで類を見ない画期的な技術を用いたこのモデルは、アコースティックギターの歴史を大きく塗り替えます。
ネックに使用するマホガニー材に「サーモ処理」を施しました。

より美しいトーン、ヴィンテージの様な軽やかなサウンドを実現。
そして湿度などでネックが反りにくく、長期に安定したネック状態をキープします。

よりヴィンテージサウンドに、より反りにくいネックに、
アコースティックギターにとって大切な要素を大きく改善する「サーモ処理」。
建築材では自然に優しい技術として世界中から注目を集めています。
これから、より木材の高騰、質の低下が予想されます。
「サーモウッド加工」は木材を上質に変化させることでアコースティックギターの未来を変える技術です。

左はノーマルのマホガニー材です。右はサーモ処理を施したマホガニー材です。
色合いが濃くなっていることが分かります。

ワタナベ楽器店ではサーモウッドモデルの作製をK.Yairiギターに依頼し、3種類のプロトタイプをオーダーしました。

★LO-K13-SAP TW CUSTOM 予定価格¥173,000

RF-90 TW CUSTOM 予定価格¥189,000


★DY-28 TW CUSTOM 予定価格¥220,500

ネックのマホガニー材(ネックの竿の部分を処理しています。ヒール部は処理していません)をサーモ処理しました。
今回発表するモデルは純粋にサーモウッドの素晴らしさを知っていただくために、クライオ処理(フレット、ナット、サドル)は施していません。
ネックのサーモウッド仕様以外は全くのレギュラーモデルと同じ仕様です。
是非サウンドメッセ会場で上質なサウンドをお楽しみ下さい。
各モデル2本の限定生産です。
現在製作が順調に進んでいます。

それでは製造工程をご紹介。

サーモウッドネック材を下加工しています。一番右の写真では竿とヒール部の色合いが違うことが確認できます。

ヒール部の接着が完了。一番右はサーモ材の外側を削り取りました。内側まで濃い茶色に変化しています。

接着が完了し、磨きを掛けます。サーモウッド処理とノーマル材の違いが見て分かります。



続いては天神板の張り合わせ工程です。

トラストロッドの仕込み工程です。
湿度の変化に強いサーモウッドは、安定したネック状態を保ちます。

遂にネックをボディに取り付けます。


やっとギターらしい姿になってきました。


指板の取り付けも完了。ネックの最終成形が行われました。


塗装前のチェック、下塗りが完了しました。


塗装中の画像です。着色前はサーモウッドの色合いの濃さが確認できます。


ブリッジの取り付け工程です。


ペグを取り付けて全ての製造段階が終了します。


最後にナットを削り、いよいよ弦を張って完成します。


最終のサウンドチェックに入ります。
先に完成したRF-90TW Custom、LO-K13-SAP TW Customの2本はヤイリギターからのサウンドチェックコメントが届き次第、アップします。


DY-28TW Customがいよいよ最終塗装の段階です。
こちらのギターはサーモ処理がそのまま見て分かります。

アコースティックギターの歴史を塗り替える3種類のモデル、
サウンドメッセにて待望の発表です。

★チェックコメント
RF-90 TW Custom、LO-K13-SAP TW Custom共にやや柔らかく澄んだトーンに仕上がっています。
レギュラー品と大きな差があるのではなく、ヴィンテージ寄りの倍音が含まれています。
ネックの安定性では、将来的に不安要素が軽減できるところが非常にありがたいところです。
特に長期ツアーに使用する場合の安心感があります。
日本は四季があり、乾燥したり湿気たりと、一年間を通じて湿度が安定しません。
きっとサーモウッドが強い見方になると思います。

全体的にはギターそれぞれに個体差があるので言葉での説明は難しくなりますが、良い鳴りしていると言うのが実感です。

今後も新しい試みでサーモウッドモデルの開発を進めて行きます。

ご期待下さい。




サーモウッドとは? 【Thermo Wood】
サーモウッドとは北欧フィンランドで開発された技術で、通常なら燃えてしまう200℃以上の高温で特殊な高熱処理をすることで人工的に経年変化を与える技術です。
もともとは建築の分野で発達した技術なのですが、楽器にとっても都合の良い事がたくさんあります。

中でも最も楽器に有効なのが「寸法の安定性」です。
サーモ処理された木材は吸湿排湿能力が低下し、その結果木材の膨張収縮率を原木に比べ約半分近くにまで減少する事ができます。
日本は湿度が高く、楽器にとっては良い気候とはいえないのですが、サーモウッドを使用する事で湿度の影響を受けにくくする事が出来ます。
気候ばかりでなく、自宅や車内の環境、ライブ会場でのスポットライトや人の熱気などもまた楽器の状態に大きく影響します。
ネック材に使用する事で、過酷な状況下でも安定したコンディションを保つ事ができ、ストレスなくプレイする事ができます。

サウンドに関しては、木材は古くなるとセルロースとヤニ成分が減少しますが、サーモウッドにもコレと似た効果を生み出す特徴があります。
ヴィンテージ楽器のサウンドが全て再現できるわけではないのですが、 ヴィンテージ感のある枯れたサウンドに意図的に近づけていく事ができます。

エレキギターではSuhr、Sadowsky、Tom Anderson、Sagoなどが採用しています。

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