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機材レポート第二弾!fringe tritone編



firinge tritone公式ホームページはこちら


さて機材レポート第二弾は本田毅、本田聡編です
プロ中のプロのお二人はやはりド級のサウンドメイクですが機材はシンプル!

「2nd line」は現在fringe tritoneが大阪の拠点として活動しているライヴハウスです
1/17日はワンマンライヴなのでたっぷりと代表曲を聴くことが出来ました
「本当に良い曲」がいっぱいあるなという満足感と、メンバーの充実したステージングがより本物のBANDになったことを感じ取った素晴らしいライヴでした
音はとにかく「スゴイ」の一言!!素晴らしい完成度と迫力、知らないと損するバンドですよ
もっともっとみんなに聞いて欲しいオススメバンドです

それでは本題に入りましょう!
本田毅の名前を知らないギタリストは居ないでしょう
80年代から90年代のビート系ブームではBOOWYの布袋寅泰と共に日本のトップギタリストとしてPERSONZで活躍
当時はローランドのジャズコーラスとシェクターストラトで透明クリーンサウンドとエフェクトを駆使したサウンドメイクが世の中のギタリストに衝撃を与えました
今もさらにパワー全開のステージを繰り広げているトップギタリストです

現在は氷室京介BAND、PERSONZ、安室奈美恵、そしてfinge tritoneで活躍中
fringe tritoneのベーシストは弟の本田聡で本当に息の合ったサウンドです
とにかく曲、メロディ、サウンド、どれを取っても素晴らしいBANDです
誰でも好きになるキャッチーなメロディ、バンドマンには本当のリズム隊やサウンドを教えてくれます
今年は要チェックですよ!
大活躍の一年になりますから!

では本田毅さんの機材からご紹介
まずはギターから!

P-PROJECTのNA-TH-4が2本スタンバイ!
もちろんサスティナー搭載、シングルコイルPUでかなりしっかりサスティナーが作動するセッティングが施されている。基本サウンドをシングルコイルで歪とクリーンがしっかり作れるマホガニー&メイプルのボディ材のチョイスやトリッキーなプレイを可能にするON-OFFスイッチ、ローカットコントロールなど彼のプレイに対応するアイデアの結晶です。


アンプはHIWATT CUSTOM 100をGITANE時代から愛用。
クリーンや分厚い歪にもボトムがブレないキャビネットとしっかりしたチューブサウンドのヘッド
現在は氷室京介BANDのツアーもハイワットを使用しているのですが別のセットとして用意しているそうです。
サウンドメイクの基本はギターとこのアンプであの音になるのです。
写真で分かるようにしっかり2chをリンクしています。


エフェクトは基本サウンドをVOX TONELABで作り、ハーモナイザー系はDigitech DHP-33を使用。
TONELABがそのままDHP-33をコントロールしています
ワイヤレスはSAMSON  UR-5DJ ラックマウントタイプのハイレベルな仕様。

それでは続いてベーシスト本田聡さんの機材です

Fernandes GTB-85SHをメインに愛用。サンバーストカラーのベースはフレットレス仕様 。
リッケンバッカーベースを元にかっこよくアレンジされたデザインのベースですが、
現在は廃盤で新品をお店での購入は出来ません。


アンプはHIWATT BASS 100とSANS AMPのプログラムタイプのプリアンプでサウンドメイク。
かなりの重低音がしっかり再現出来る組み合わせです。


エフェクトはZOOM B9.1utを使用し歪のブレンドや、細かなサウンドメイクに使用。



最後に発見!!

おっと、やはりW&S CRYOのホスピタルグレード電源コードを愛用してくれていますね、ありがとうございます


<筆者談>ちょっと裏話なんですが........
本田毅さんとはPERSONZがメジャーデビュー前からのかなり長いお付き合いの友人でいつもお世話になっています(笑)いい加減な人が多いロック界でも本当にいつも変らない良い人柄の本田毅さんであります。

最初の出会いは私が当時結成していた「The DRUG」というバンドで福岡のイベントで一緒のライヴに出演しました。以前からお世話になっていたARBのマネージャーの山村さんがPERSONZのマネージャーだったのです。
(石橋凌さんやKEITHさんとてもご無沙汰しております)
私は翌日にどうしてもアルバイトが休めなくてライヴが終わるとすぐに新幹線で大阪へ帰ったのですが、
後日様子を聞くと残りのメンバーが打ち上げから泊まるところを予約していなかったのでPERSONZの泊まるホテルになだれ込んで泊めてもらうなど数々の大失態で山村さんに謝りの電話をすることからお友達関係がスタートしました(笑)
ただ、みんな意気投合して後に京都や横浜、新宿などで一緒にライヴやセッションをいっぱいやりました。
大阪の「バーボンハウス」では遊びに来てくれた本田さんを無理やり飛び入りさせてしまったり、
とにかく楽しい時代でした。
当時私が自分で主催したイベントで「OSAKA ROCK JUNGLE」(とにかく私のバンド関連の友達を集めよう!という勝手な企画ですから!)では出演料の関係上(笑)、JILLなしで(実はJILLには内緒で)PERSONZが参加、本田聡さんも当時結成していたRittZ(ギターはレベッカ、氷室京介BANDの友森くん、ドラムは後の筋肉少女帯の大田くん)で参加してくれました。
2Daysなのであまり盛り上がらなかった初日の反省会を本田毅さんと二人で呑みながら行い、見事二日目は大セッション大会ですごい盛り上がりでした。(なんと本田さんがライヴの進行やヴォーカルまでやったんです)
打ち上げも無茶苦茶でメンバー、スタッフ、友人、ファン、なぜかシーナ&ロケットのリズム隊まで合流して総勢80人の宴会でした(笑)。(当時の関係者のみなさん、懐かしいお話でしょ!)

初期のPERSONZ時代には私が本田毅用に作ったフットスイッチを使ってくれていましたが、なんせ自作でシャーシが弱く耐久性がなく簡単に壊れて引退。その後ブラッドショウシステムが頑張ってお仕事していました。

友人としてデビュー前からずっと本田さんのプレイを聞き応援していて改めてギタリストとしてのすごさを感じます。
音作り、エフェクトのセンス、ステージアクション全てに日本のトップギタリストなのは皆さんご存知でしょう。
それを感じたのは氷室京介のツアーでスティーヴスティーブンスとのツインギターの初めてのツアーは、さすがにスティーヴの音や存在感がずば抜けてすごかったのですが、本田さんは少し遠慮しているようにさえ見えました。
そして次のツアーもスティーヴが参加「やはりスティーヴは世界的ギタリストだ!」(私はスティーヴのファンでもあります)でもそのツアーの本田さんはスティーヴをも圧倒するサウンドとステージング....本当にすごいギタリストになったんだなと友人ながら感動して涙してしまいました。
音も存在感もスティーヴに負けていない!間違いなく世界でも活躍出来るギタリストです。
私は自信をもって応援します!

その時の懐かしい写真を発見!左からスティーヴスティーブンス、筆者、本田毅という豪華ギタリストビッグ3であります(笑)2000年10月30日大阪厚生年金会館楽屋にて

普段はお互い「たけちゃん」「やっさん」と呼んでいるので本田さんって言うとなんか固いなあと思いつつもこの辺で締めたいと思います。
今年は大爆発の大活躍をお願いします!!
ワイヤレスのケーブルは普通の長さで作製しているのですが足りないのですね、失礼しました
急ぎで長めに作製致します!



ちなみにこの日の取材料は差し入れた阪神百貨店名物の「イカ焼き」でした(笑)よろしく~!

いつもワタナベ楽器店のミュージシャン機材紹介のページをご覧頂きありがとうございます。
このページはミュージシャンやスタッフの方々の協力の元でファンや楽器を愛する方の為にページを作製しています。
今後も普段は見ることが出来ない機材セッティングやミュージシャンのサウンドメイクなど取材してユーザーの参考になるように
掲載していきます。
<これまでご協力頂いたミュージシャンの方へ>
いつも忙しいリハーサルに取材の時間を作って頂きありがとうございます。
ミュージシャンやスタッフの方に心より御礼申し上げます。
色々ご迷惑を掛けることもあるとは思いますがより充実したページで紹介して参ります。
今後ともよろしくお願い致します。

ワタナベ楽器店 ミュージシャン、開発担当:安田 孝

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