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機材紹介第三弾2009.2.12 the pillows編


the pillowsの貴重なアコースティックライヴが実現しました。
名古屋、大阪、東京の3ヶ所のみで座席の数も限られてチケットが買えない方も多かったのでは?
普段の熱いライヴと違いかなり小さな会場で熱唱がすぐ目の前に伝わる空間でした。
ステージ上には青いけしの花で幻想的な演出、ろうそくの様なライトがまぶたに焼き付いている光景です。
いつもの曲がじっくり歌いこめられ歌詞や息使いまで心に届く2時間でした。
真鍋さんのアコースティックギターでの見事なコードプレイはソロでも幅広さと曲のイメージをより広げる素晴らしい演奏でした。アコースティックサウンドに加えてエフェクトでエレキっぽいソロなど聞き応え十分の内容です。
普段のメインギターCAOSでの演奏以外にこんなに表現力豊かにアコースティックギターで聞かせてくれたギタリストとしての器の大きさが嬉しく思えました。

このライヴに参加出来たお客さんは貴重な体験ですよ!
二度目のアンコール、さわおさんの圧巻の弾き語りで幕を閉じました。

短期間でかなりのリハーサルを重ねピロウズアコースティックサウンドを作り上げた楽器を紹介します!


今回は真鍋さんの機材に加えてベースの鈴木淳さんの機材もご紹介します。


真鍋さんのメインギターはEKOというイタリアのブランドのRANGERです。
細かな年代は不詳ですがUSEDで購入しミニハムバッカーPUを取りつけしています。
おなじみのイラストはご本人が書いたそうです。
ヘッドにはKORGのクリップタイプのチューナーがセットされています。


エフェクトボード内も今回のライヴ用にアレンジされています。
使わない歪系エフェクトは外してBarbarossa(バルバロッサ)のCHIMAERAL(オーバードライヴ)が追加されています。
L.R.Baggsのアコースティック用プリアンプでミキサーにダイレクトに音を送りアンプは使用していません。
パワーサプライはVooDooLAB製に交換、電源ケーブルはW&S CRYO HG-125CT。
BOSSのトレモロも今回のソロで活躍しました。


ベーシストの鈴木淳さんのメインベースはYAMAHA SLB-100サイレントベースです。
アップライトベースでありながらアコースティックベースのサウンドを再現するYAMAHAのトップモデルです。


淳さんのエフェクトはシンプルにBOSSのグラフィックイコライザーのみ。
フットスイッチでプリアンプのヴォイシングを切り替えれています。
プリアンプはインターサウンドと言う1970年代にPAシステムなどで使われていたものをチョイス。
普段のライヴでも愛用しています。
温かいサウンドを作り出すことが出来るのでかなりのお気に入りだそうです。
アンプはアコースティックのB-4をいつもメインで使用。
今回は音量が必要ないのでスピーカーは1発のみ接続。


今回のツアーのゲストが使用していたテルミンです。
この楽器は「触らない楽器」なんです。
アンテナに手を近づけた距離で音程が変化して演奏します。
簡単そうに見えて正確な音程を出すのはかなり難しい楽器です。
ちなみにこのテルミンを演奏していた女性は日本のテルミン奏者のトップの方で「笑っていいとも」やNHKなどテレビでも大活躍されているそうです。(お名前忘れました~すいません、とても美しい方でした)

真鍋吉明機材チェック第一弾!SAGO CAOSやオレンジアンプなど最新機材を一挙紹介

機材紹介第五弾!2009.4.18大阪心斎橋BIGCATにて-"CAPITAL RADIO '09 ~DAY1~" の取材しました!
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