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FENDER JAPAN Factory Tour 2008 その2

FENDER JAPAN Factory Tour 2008 その2
NCルーターと呼ばれる自動カッティングマシーンの頭脳部分です。この機械はキャドデータを寸分の狂いもなくカットでき、一度に4枚のボディーを一気に垂直でカットします。このNCルーターはSHODA社製で、ここでも日本の技術が活かされています。
このNCルーターは、8台(左の少し大きめのルーターと右の少し小さなもののペアを4つセット)の切削機を同時に制御しています。カットされた木片はカットと同時に吸い取られゴミが散らからないようになっています。
これは別のルーター制御盤です。この工場には、このような高性能機械が多く設置され、高い精度を保ちながらスピーディーに制作されています。小さな町の工房の職人さんにはうらやましい限りです。
そうしてボディー裏面がカットされたものです。
これは、カットする材料をルーターにセットする前の作業。このような下準備が大変なんですよね!
これが出来上がり、でもこれからが大変なんです。
これはカットし終わった廃棄材です。もういらないものなのですが、綺麗に整理されていてなんとなく目が行っちゃいました。
これは、ブリッジ部分からジャックへアースを落とす為の穴加工。長〜いドリルの歯をつかってフリーハンドで素早く開けていきます。このような職人技はまだまだ続きます。
これはスピーカー?…いいえ!塗装ブースへ入る為のエアーシャワーです。2重ドアーの間でホコリをシャットアウト。
こちらは、塗装のブース。大量のボディーを同じ色合いで仕上げていきます。さすがですね〜!
こちらは、塗装作業真っ最中。
右手に持った手板(色見本)と色を合わせながら丁寧に作業されています。
これはこの工場で使われている塗装ですが、特注品が多く同じものを一般の方が入手するのは無理なようです。
さすが日本の工場。きちっとした管理がされていました。
皆さんはボディーの縁に白とか黒の縁取りされたギターを見たことがあると思います。実はその線はボディーにセルと呼ばれるものを貼り付けてから塗装をし、この刃金のような物で手作業で削り落としていくのです。
そうこの方が、セルムキと呼ばれる作業をしている職人さんです。結構難しいですよ!
そして塗装されたボディーをこれまた手作業で凹凸を無くすために、ペーパーで削っていきます。
これがそのサンドペーパー。一番右の機械はオービタルサンダーというサンドペーパーを動かして平らにする機械。回転式もあるそうだが、いろいろテストしこのストレートタイプを採用したそうです。
削り終わり磨きをかけるバフガケ工程を待っています。
これがバフ!白い丸いものが見えると思いますが、これは丸い布を何枚も重ねてたものを回転させたものです。これにワックスを塗り磨き上げていきます。
思ったより強くこするつけるのでかなりの重労働です。