Sunfish Audio ( サンフィッシュオーディオ ) Taraギタリスト増崎孝司氏とともに、今までにないドライブサウンドを目指し開発されたODペダル
Tara はギタリスト増崎孝司氏とともに、今までにないドライブサウンドを目指し開発されました。
シンプルなインターフェイスの中に、あらゆるシーンを想定し幅広いゲインレンジに対応する機能を詰め込んでいます。
お気に入りのギター、アンプの力を最大限に引き出せるオーバードライブです。
機能説明
◆Volume
全体の音量を調整します。
◆Tone
高域を調整します。
◆Gain
歪量を調整します。
◆addC
歪みにクリーンシグナルをブレンドします。
混ぜ合わせるクリーンシグナルには歪と分離しないよう、あらかじめフィルタリングが施されています。
上ポジションでオンになります。クランチに混ぜてより自然な歪にしたり
深く歪ませた時にサウンドに立体感を加えたりすることが可能です。
◆Clipping
クリッピングの切り替えを行います。
下ポジションでシリコンダイオード、上ポジションで LED でのクリッピングを行います。
シリコンダイオードによるクリッピングでは中音域にコンプレッションの効いた歪が得意です。
LED によるクリッピングではよりワイドでアグレッシブな歪を作ることが出来ます。
クリッピングの切り替えは大きな音量変化があることが多いですが
Tara ではセッティングのしやすさの為に音量を可能な限りそろえてあります。
●addC スイッチについて
addC スイッチは歪にクリーンをブレンドする効果があります。
上ポジションでオンになり、下ポジションではオフで一切の信号ブレンドはありません。
ブレンドするクリーンシグナルには歪に溶け込みながら、ピッキングのアタックが聞こえやすくなるようフィルタリングが施されています。
聴覚上派手な効果はありませんがアンプのセッティング、他の楽器との組みあわせなど、環境に応じてオンオフしていただくと弾き手には効果を実感しやすいです。
ピッキングのアタックにクリーン音を混ぜるイメージがわかりやすいと思います。
addC の効果の分かりやすいセッティング
①ブルージーなクランチセッティング
アンプはクリーンで使用します。わずかに歪む程度のゲイン設定で addC スイッチでクリーンを追加します。
トランジスタアンプでも真空管アンプのようにコンプレッションの効いた歪とギターそのもののアタック感をを持ったクランチが作れます。
addC スイッチは心地よい歪を作るためにゲイン段で削った帯域を補完するように働きますのでキャラクターを変えすぎない
自然なクランチになります。
②ハイゲインなセッティングでの使用
アンプはクリーンで使用します。歪を深くしていくと、比例してコンプレッションも強くなりギターの生なアタック感は均一化され立体感を
失います。
addC スイッチでクリーンを混ぜ込むことで立体感を取り戻せます。
特に単音でソロやフレーズを弾いたときに強く効果を感じることが出来ます。アンサンブルに合わせた時や、録音でも有用です。
③ブースターとしての組み合わせ
アンプの不必要な帯域を抑えたり、ギターそのものの音を少し落ち着かせたりするといった用途で TS 系ペダルを選ぶ場面は多いと思います。
そういった場面でも addC スイッチは有用です。
“ブースターとしての TS” のポイントを押さえたうえでクリーンを混ぜることで、一定の帯域は IN から OUT までそのまま通過しますので、
よりギターそのもののサウンド、アンプそのものの歪を際立たせる事が可能です。
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