1932年の発表以来、マーティン・ギターの中で最も有名なD-28と並んでミュージシャンから愛されてきたD-18。
地味なルックスもあいまって、D-28やD-45の影に隠れがちですがそのサウンドに惚れ込んだアーティストは数知れず。特に弾き込まれた個体の乾ききったマホガニーの鳴りはそれでしか味わえない開放感のある音色に育ちます。
本器は1977年製のD-18。
シトカスプルース材TOP、マホガニー材SIDE&BACK、マホガニー材ネック、エボニー材指板&ブリッジ、42.9mmナット幅、645mmスケール、Groverチューナー、ブルーケース付きとなっており、フレットは一度すり合わせされているようです。
77年製と言っても既に40年以上製作から経過しており、新品からはかなりオープンに変化しており、ボディ全体のダイナミックで熟れた鳴りは素晴らしいです。SQとノンスキャロップの組み合わせからなるかっちりとしたシャーシ感と前述したボディ全体の豊かな鳴りが合わさって、明るく広がりのあるD18サウンドです。
入荷時点で弦高調整がされており、余りしろがが僅かとなっております。また、その他リペア歴として、1弦下、ピックガード脇にいわゆるマーティンクラックがありますが接着と裏からの割れ止めで補修されております。
後付けでL.R Baggs Lyricが取り付けられています。
ネックはほぼストレートで弦高は12F上実測で6弦側2.5mm、1弦側2.1mm、プレイアビリティはバッチリです。
トップ:スプルース単版
サイド&バック:マホガニー
ネック:マホガニー
指板&ブリッジ:エボニー
ナット幅:約42.9mm
スケール:約645mm
ケース:ブルーケース
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