Gibson ギブソン SJ-200 Standard Birdseye Wildfire

モンタナ州ボーズマンにあるGIBSON社モンタナ工場。1987年に湿度の安定しないナッシュビルから移転され、1989年よりギブソン社の全てのアコースティックギターの供給を開始。現在は1日に約125本程の生産規模で、ギブソンの伝統的な製作方法を守りハンドメイドに拘りながら、既に30年に渡って良質なアコースティックギターを作り続けています。

 

本器は2025年9月に当店アコースティックギター担当者がアメリカはモンタナ州ボーズマンにあるGibsonモンタナ工場に赴き、現地選定したスペシャルモデル。レアなカスタムのSJ-200となっており、荒々しくも気品を感じさせるWirdfire Burstカラーを採用。サイド&バック材には杢目が個性的な表情を見せるバーズアイメイプルが採用されており、鳴りと杢目共に現地で選定させて頂いた良個体となります。

 

スペックですが、トップ材はシトカスプルース、サイド＆バック材はバーズアイメイプル、非常に美しいキルト杢が出ているメイプル材ネック、ローズウッド材指板&駒、約43.8mmナット幅、647.7mmスケール、GROVER 109G ゴールド糸巻き、MOPクラウン指板インレイ、L.R.Baggs社HiFiピックアップ搭載となります。

 

伝統的なSJ-200らしく非常にダイナミックで迫力のある音色。しっかりとした豊かな低音とピッキングした際のジャキジャキ感はこのモデルならではの唯一無二のサウンドで、この箱鳴り感を一度体感すると他のモデルには戻れない中毒性があるモデルです。バーズアイメイプルはキルトやフレイムといった派手さは無い木目ですが「Wildfire(野火)」の名が示すような力強く、炎が焦げ付いたようなルックスに惹かれてオーダーしました。ヘッド裏に至るまでびっしりと入ったネック材のフレイム杢も見事でトップ材の整った杢目のスプルースから一転、裏返すとまったく別の表情を見せる多様な美しさを持ったギターです。

 

買い付け品ならではのスペシャルな個体。1本限定の特別なギターです。

 

 

Body Shape：Super Jumbo

Top Material：AAA Sitka Spruce

Back Material：Birdseye Maple

Side Material：Birdseye Maple

Bracing：Traditional hand-scalloped X-bracing

Binding：5-ply Top, 3-ply Back

Finish：Nitrocellulose

Neck Material：Flame Maple

Neck Profile：Round

Scale Length：25.5" / 64.77cm

Fingerboard Material：Rosewood

Fingerboard Radius：12" / 304.8mm

Number of Frets：20

Nut Material：Tusq

Inlays：Mother-of-pearl Graduated Crowns

Tuners：Grover 109G Rotomatics Gold

Truss Rod Cover:2-ply Bell, Black and White

Saddle Material：Tusq

Bridge：SJ-200 Moustache™, Rosewood

Bridge Pins：Tusq

Electronics：LR Baggs HiFi

Case：Gibson Hardshell