Martin ( マーチン ) 0-15 *1949

1940年から本格的に生産を開始した0-15。暖かくメロウな音色で知られており、フィンガースタイルのギタリストにも人気があります。

 

本器はそんな0-15の1949年製の個体となります。ノンクラックでオリジナル塗装と程度がとても良く、セットアップも行き届いた演奏性、鳴り共に申し分のない1本。

 

トップ&サイド&バック材は上質なホンジュラスマホガニー材を使用、マホガニー材ネック、約42.5mmナット幅、約632.5mmスケール、エボニー材ナット、ハカランダ材ブリッジ&指板、オリジナルべっ甲柄ピックガード、Tバーロッド、オリジナルペグのスペックとなっております。

 

シングルオーという現代では小振りなギターですが、非常にボリューム感があって、ボディ全体で良く鳴っております。サウンドは非常に良く、T-BARロッドの仕様とも合わさって非常にクリーンで太いプレーン弦の音色が持ち味。6弦開放も詰まりなく気持ち良く鳴ります。やや艶やかなトーンで、ポロポロ爪弾くには最適と言って良い暖かくメロウな音色となっております。

 

全体的に状態は良く、木部はノンクラックで塗装もオリジナルです。当店でネックリセット、ナット&サドル交換、ブリッジ貼り直しなどを行っており万全のセットアップに仕上げております。フレットも打ち替えられていますが使用感は薄く残9割程。ネックはストレートのセットアップで弦高は6弦側約2.4mm、1弦側約1.7mmとなっており、サドルの高さの残りは6弦約4mm、1弦まで約4.5mm程です。ハードケースは非純正のものですが、ジャストフィットでしっかりとしたものが付属しております。その他、ブリッジピンとエンドピンは既製品に変更されております。

 

状態が良いのでコレクションにも最適な1本です。

 

 

TOP：マホガニー

SIDE&BACK：マホガニー

ネック：マホガニー

ナット材：エボニー

指板：ブラジリアンローズウッド

ブリッジ：ブラジリアンローズウッド

スケール:約632mm

ナット幅：約42.5mm

ケース：非純正ハードケース