Headway ( ヘッドウェイ ) HD-SAKURA'20 A,S/ATB希少なシュリザクラ(朱理桜)をサイドバックに採用した、限定12本のみの2020年桜モデル完成。
近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。
本器は「東京大学大学院農学生命科学研究科付属演習林・北海道演習林」にて伐採されたシュリザクラ(朱理桜)をサイドバックに採用した、2020年桜モデルのHD-SAKURA'20 A,S/ATB。
「演習林」とは、研究活動のための森であり、22,717ヘクタール(JR山手線の内側の面積の3.5倍)という広大な敷地には、様々な動植物が生息し一見すると全くの自然環境にも思えますが、「林分施業法」という東大独自の方法で適切に択伐が施され、人の手によって管理された林です。適切な択伐により木自体がまっすぐ上に伸びる事で、木目も不自然な曲がりなどがない美しい木目になっています。
そして、注目すべきはマスタービルダー安井氏も太鼓判を押すそのサウンド。
従来の桜モデルがしっとりとした音質だったのに対し、HD-SAKURA'20 A,S/ATBの音色はクリアかつ腹に響くような低音が特徴で、今までの桜モデルとは違う方向性のサウンドに仕上がっています。
カラーリングは、人気カラー「夜桜ブラック」を使ったグラデーションで仕上げられており、その真っ直ぐな美しい木目がうっすらと浮かぶ様にカラーリングされております。桜をデザインモチーフとしたサウンドホールカバーが付属しており、保管時の湿度管理に大きなアドバンテージを与え、部屋で静かに演奏する際の消音効果も期待できます。
ブレイシングには2017年より製品化されたARS(アドバンスドリアシフトブレイシング)を採用。ノーマルの位置から若干ブリッジ側に寄せたレイアウトであり、1音1音しっかりと鳴り響き、芯のある迫力のサウンドを実現。また、位置をブリッジ側へ寄せることでトップ材に対しての丈夫さも増しています。
年々クオリティを上げているHeadway飛鳥チームビルド渾身のモデル。音色も外観も非常に美しい出来映えです。
Body Top:Sitka Spruce
Body Side&Back:Syurizakura
Neck:African Mahogany 1P
Fingerboard:Purple Heart
Nut:High Density Bone(水牛骨)
Saddle:High Density Bone(水牛骨)
Bridge:Purple Heart
Machineheads:GOTOH/SG301 01 GG
Scale:645mm
Width at Nut:43.0mm
Fingerboard Radius:400R
Bracing:Scalloped Advanced Rear Shift X Bracing
Finish:Thin Urethane
String:Elixir NANOWEB Light
Accessories:ハードケース、六角レンチ、保証書
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