HOHNER ( ホーナー ) Super 64 7582/64 スーパー64 クロマチックハーモニカ 16穴 C調 4オクターブ中級・上級者におすすめ!クロマチック・プロフェッショナル・ライン!プロの演奏に応える機密性のあるボディと滑らかな形状を備え、パワフルな演奏が可能です。 クロマチックハーモニカは種類がたくさんありますので、選ぶときにはまず自分の力量を知り、まずは穴の数を決めてください。16穴の難易度については以下注意書きをご確認ください。
▽穴数の違い▽
・8穴:レア。クロメッタ8、など ・10穴:クロメッタ10、クロモニカ260、など ・12穴:一般的。初心者におすすめ。3オクターブ。 ざっくりと難易度低い順→ディスカバリー48/クロメッタ12/クロモニカ270/クロモニカ270デラックス 以下は個性的→CX12/ラリーアドラー12/シールマンス(メロートーン,ハードバッパー)、アマデウス、など ・12穴:レア。クロメッタ12、マイスタークラス、など ・16穴:クロマチックベテランの方に。4オクターブ。 クロモニカ280/スーパー64/スーパー64ゴールド/スーパー64エックス、など
4オクターブが必要な曲というとクラシック音楽などで、ほとんどのものが3オクターブで事足りることが多いです。本当に4オクターブ必要なのかどうかしっかりご検討ください。
あとはどういう曲を演奏したいかということになります。ブルース、ロック、ポップス、歌謡曲、クラシック、シャンソン、他、ハーモニカは音色が変わりますので、どういう音色がお好みかで選びます。
▽シリーズの違い▽
大きなシリーズわけをすると、HOHNERはクロモニカかスーパー64のどちらかでしょう。スーパー64のシリーズはよりパワフルなハーモニカです。パワフルであるということはよりたくさんの息を必要とする難易度が高いハーモニカということです。
16穴で検討されている場合、比較対象としてクロモニカ280か64シリーズか悩む場合もあるかもしれません。シリーズでいうとパワフルさがあるのが64シリーズですので、しっとりとした音色がお好みの方にはクロモニカ280の方おすすめです。ただし他クロモニカシリーズ(260/270/270デラックス)は木製ボディですが、280については樹脂ボディなので、音の方向性としてはあまり差はないかもしれません。外観が大きく変わりますのでそこは見た目で選ぶのも良いと思いますが吹奏感、出音には違いが出ると思います。
▽スライドアクションについて▽
ロングストローク スライドの移動距離が大きい分吹き穴が大きく多くの息を送ることが出来ます。音の立ち上がり、音抜けが良く低音部は特にパワフルな音が得られます。
ショートストローク スライドの移動距離が小さくスライドを押したときの音の切り替わりが早いた為、細かい音使いに有利です。また音の入り口がクロス配列より小さい為、適度な抵抗があり音をコントロールしやすいのが特徴です。
▽スーパー64シリーズの違い▽
こちらのスーパー64、スーパー64ゴールド、スーパー64エックスの違いについてですが、基本型をスーパー64とします。こちらは昔から定番で大変人気の商品でした。最近はスーパー64Xヘ人気が移り変わってきていますが、それは徳永延生先生や南 里沙さんが使用していて有名になっていること、また「どうせ買うなら」と最初から奮発される方も多いからだと思います。ハーモニカは他の楽器と違って、プロが使用している楽器が初心者でも手が届きやすいところは良いことですね。ただ、同じハーモニカでもさすがにプロは音色が違います...。クロマチックはその人の生き様、技術がしっかりと音になります。
スーパー64とスーパー64ゴールドは吹奏感の大きな違いはありませんが、使用されているパーツ、メッキが違いますので、響きがかわってきます。ゴールドは金メッキは腐食に強いメッキです。クロームは見た目が徐々にくもってしまいますが、ゴールドであればキラキラと良い状態がより長持ち。耐久性が高いです。また演奏者が感じられることで一概には言えませんが、こちらのスーパー64より甘く芯のある音色になることでしょう。
次にスーパー64Xですが、16穴のハーモニカ全般とこちらでは大きな違いが有ります。スーパー64Xは2枚リードです。難易度が高いです。2重のリードプレートによって多くの息を必要としますので簡単に音が鳴るとは思わないで下さい。見た目が違うことでも分かりますが、使用されているパーツも違います。
「スーパー64」としての特徴はあくまでもパワフルということにつきると思いますが、中でもスーパー64はソフトなサウンドです。16穴のハーモニカとしては吹きやすくごく定番の商品になります。クロマチックをはじめるのであれば12穴からの導入をおすすめしますが、どうしても4オクターブが必要ということで16穴からがんばってみようと思われる方にはおすすめの機種です。楽器は「高いから良い」ということではなく、「自分に合っている」「好みの音色」「好みの見た目」「自分が求めることを実現してくれる」かどうかだと思います。その楽器の高額な部類の機種はより個性的になりますので、まずはスタンダードなものを知る、楽器を知ることからはじめてみてください。
HOHNER Chromatic Harmonica Super-64 7582/64 ホーナー スライド式 クロマチックハーモニカ スーパー64
■ Super64 クロマチックハーモニカ 楽器 ハープ 本体
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。 ハーモニカの豆知識ク ロマチックといえば有名な方が2人います。ジャズではトゥーツ・シールマンス、もう一人はご存じスティーヴィー・ワンダー。ハーモニカは最初はなかなか音 は出にくいものですが根気よく練習していただければ、しっとりとしたメロウな音色からコントロール次第で派手なファンキーな音色まで幅広い表現を楽しめる ことでしょう。右横のレバーを押すことにより半音上の音が出るので1本で全ての音階が演奏できます。(ブルースハープなどは曲によって何本も持ち替えが必 要な場合があります。)クラシックからポピュラー、ジャズまで幅広い音楽シーンで使われています。最初は中音域から練習を始め、次に高音域へとすすめて下さい。あまり強く吹き吸いをせず、息づかいはしっかりと腹式呼吸でゆっくり流れるような息 づかいをすることで楽に音がでるようになります。ただ空気を入れればいいというものではありません。曲によって強い息で演奏するときは鼻から同時に息を抜 くのがコツです。逆に弱い演奏の場合は鼻からの息は止めて口だけで演奏します。それらが出来るよういなれば最後に低音域を演奏してみて下さい。
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