Gibson ( ギブソン ) J-185 VintageGibsonモデルの中でも人気の高いJ-185にVintageシリーズが登場。非常に高い完成度です。
1951年〜1958年の短期間のみ生産されたJ-185。オリジナルの個体も市場に数少なく貴重なモデルとして、ヴィンテージ市場では高額で取引されている人気モデルです。
本器は、サーマリーエイジド加工、シンフィニッシュ、ハイドグルー接着と、様々なヴィンテージフィーリングに近付ける技術を結集したGibson社の新Vintageシリーズの新作、J-185 Vintageです。
数年前までGibsonが展開したTrue Vintageなどのシリーズは、VOSフィニッシュやバナーロゴなど、主に外観的な部分を当時に近付けたものでしたが、この新しくラインナップされたNew Vintageシリーズは、サウンドを当時に近付ける為に様々な取り組みがされています。
Top材はサーマリー・エイジド加工が施されたシトカスプルース(Traditional hand-scalloped X-bracing&ニカワ接着)、Side&Backはフレイムメイプル単板、マホガニー材ネック、ローズウッド材指板&ブリッジ、43.8mmナット幅、628.5mmスケール、エイジドボーン・ナット&サドル、クルーソン1コブスタイルのGotoh製Relicゴールドペグ、ニトロセルロース・シンフィニッシュ(VOS仕上げ)、ダブル・パラレログラム指板、クラウン&マルタクロス・インレイと、完全に生ギターに拘った秀逸なスペックです。
サウンドはカリッとしており、フラットピックでの音飛びは最高に気持ち良いです。現行のギブソン特有の独特のコンプ感溢れるサウンドも良いですが、このダイレクトに前に飛ぶ、ギブソンらしいギラつきあるニュアンスは絶品。今まで新品ギブソンでは出し得ていなかったトーンです。
ギブソン史上最もバランスに優れたモデルと言われるだけあり、J-200よりもタイトに、J-45よりも大らかに鳴ってくれますので、非常に扱い易いと思います。
本物のヴィンテージに見間違うフィーリングを持った、とても良く出来た個体です。
Top:Thermally Aged Sitka Spruce
Side&Back:Flame Maple
Bracing:Traditional hand-scalloped X-bracing
Finish:Thin Finish Nitrocellulose, VOS
Neck:Mahogany / Slim Taper
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Bridge Pins:Bone
Nut & Saddle:Bone
Nut Width:1.725" / 43.815mm
Scale Length:24.75" / 62.865cm
Tuners:Gotoh Relic Aged Gold
|