Headway ヘッドウェイ HD-The 2000th

近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。

本器は飛鳥チームビルド総生産本数2,000本を記念して製作された特別な1本。シリアルナンバー2000の桜ギターとしては初のD-45スタイルです。

飛鳥チームビルドとは、HEADWAY工房内に2011年に発足された少数精鋭チームで、今年で発足7年目。今は総勢で8名が所属しており、月産30本以下という少数製作ながら手工に拘り、丁寧な組み込みと仕上げで近年のHEADWAYギターブームの火付け役となった存在。百瀬氏の遺伝子をしっかりと受け継ぎ、質の高い国産ギターを産み出しております。

本器のスペックはドレッドノートボディの最高峰D-45スタイル。
プレミアムグレードのアディロンダックスプルース材トップ(calloped Advanced Rear Shifted X Bracing"Adirondack Spruce")、プレミアムグレード・山桜材サイド&バック、削りだしホンジュラス・マホガニー材1ピースネック、ハカランダ材指板&駒、645mmス ケール、43mmナット幅、象牙材ナット&サドル、彫金入りのWaverly 4062Gペグ、ハカランダ材特製ピックガード、このモデルの為にデザインされた特別な桜インレイはヘッド&指板&ピックガード&ブリッジに施され、二本とない特別で最高級な1本に仕上がっております。

プレミアムグレードの木材を45仕様でまとめた事で、筆舌に尽くし難い非常にリッチで上質なリバーブ感を兼ね揃え、そっとピッキングするだけでも瞬時に立ち上がる艶やかな桜材の音色は絶品。ハードなフラットピッキングにも応える圧倒的なキャパシティも持ち合わせておりますので、どのようなスタイルでも十二分に楽しんで頂けるモデルとなっております。

D-45の桜モデルと言う事で、サウンド&ルックス共に、ここまで我々日本人の心に響くギターはそうそうございません。シリアル2000番記念ですので、勿論この仕様はこの1本のみ。

HEADWAY社の歴史に残る、非常に価値の高い逸品。お見逃しなく。


以下、メーカーサイトより抜粋


The 2000th：飛鳥チームビルドシリーズは2018年末に生産台数2000本を迎えます。これまでのギター作りの1つの区切りとしてふさわしいものとなるよう「職人の気持ちを込めた1本を作る」ことを基本に「The 2000th」が完成しました。The 2000thはひと目で分かる豪華な仕様で、セレクトしたグレードの良い桜材を使用しています。1000番台以降は桜モデルを制作することが多かったため、今までの桜モデルの総括となるような1本を制作いたしました。
Yamazakura×Jacaranda：The 2000thは2000本を記念とするメモリアルモデル。ボディサイドバックにはセレクトした「山桜」を採用し、指板とブリッジには希少価値の高い「ハカランダ」を採用しています。ナットやサドルには象牙を使用し、最高級な素材で桜モデルを制作いたしました。年中楽しむことができる桜モデルと、職人の随所にわたるこだわりを是非お試しください。


ボディ(トップ) ：Selected Adirondack Spruce
ボディ(サイドバック)：Selected Yamazakura
ネック：Honduras Mahogany 1P
指板 ：Jacaranda
ナット：Ivory
ブリッジ：Jacaranda
マシンヘッド：Waverly 4062G
スケール：645mm
ナット幅：43.0mm
ブレイシング：Scalloped Advanced Rear Shifted X Bracing(Adirondack Spruce)