Headway ヘッドウェイ HF-Autumn Leaves'19 A,S/ATBまるで工芸品かのような風合いを携えた特別生産品モデル。サイド&バック材にカエデを用いた抜けの良い美しいサウンドです。
近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。
本器は2019年秋に発売されたHF-Autumn Leaves'19 A,S/ATB。ボディのサイド&バックにカエデを用いた特別モデルです。
ボディに施したカラーリングは日本の四季の中でも一際情緒のある「秋」をイメージしたオリジナルグラデーションカラー。木材そのもののナチュラルな色から紅葉を思わせる朱色にグラデーションしていきます。ボディ全体の柔らかい暖色を、指板、サウンドホールロゼッタ、ピックガード、ブリッジのエボニーのナチュラルカラーが引き締められております。
インレイワークは本モデルのモチーフとなる紅葉(=カエデ)が散る様を表現。ヘッドウェイギターでは伝統的に鷹(タカ)のモチーフを取り入れてきましたが、ヘッドから指板にかけて羽ばたく鷹と羽、そしてカエデの落ち葉を大小様々なサイズでレイアウトすることで、奥行き感をもたせ、それはそのまま鷹の躍動感を演出しております。
ブレイシングには2017年より製品化されたARS(アドバンスドリアシフトブレイシング)を採用。ノーマルの位置から若干ブリッジ側に寄せたレイアウトであり、1音1音しっかりと鳴り響き、芯のある迫力のサウンドを実現。また、位置をブリッジ側へ寄せることでトップ材に対しての丈夫さも増しています。粒立ち良くメリハリの効くサウンドに近づくARS仕様に低音のゴンっとした力強さを加味するカエデ素材は、レギュラーモデルのHD-115、HD-501とはまた違った印象を感じさせます。
年々クオリティを上げているHeadway飛鳥チームビルド渾身のモデル。音色も外観も非常に美しい出来映えです。
Body Top:Adirondack Spruce
Body Side&Back:Kaede
Neck:African Mahogany 1P
Fingerboard:Ebony
Nut:High Density Bone(水牛骨)
Saddle:High Density Bone(水牛骨)
Bridge:Ebony
Pickguard:Rosewood with Inlay
Machineheads:SXN510 06M XG
Fret:HHF-AG
Scale:628mm
Width at Nut:43.0mm
Fingerboard Radius:400R
Bracing:Scalloped Advanced Rear Shift X Bracing
Finish:Thin Urethane
String:Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
Accessories:ハードケース、六角レンチ、保証書
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