Headway Custom Shop HXC-SAKURA #F12 降幡新カスタムショップクラフトマン"降幡 新"氏製作の特別な桜ギター。正統派と言える仕上がりで、ヘッドウェイの魅力を十二分に体感して頂けるモデルです。
近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。
こちらのギターはヘッドウェイでカスタムショップクラフトマンを務める降幡氏によって製作された特別な桜ギター。
選定された美しいシトカスプルース材トップ、希少な山桜材の間にクロスグラウンドのパープルハート材を挟んだ芸術的な3ピースバック、ホンジュラスマホガニー材1ピース・ネック、パープルハート材指板&ブリッジ、645mmスケール、43mmナット幅、牛骨ナット&サドル、Gotoh SGV510Z L5 XGペグ、ラッカーフィニッシュとなっております。
クリアで音潰れしないしっかりとした音色ながら、硬くなく全体のバランスも良く仕上げられており、どこか優しいフィーリングも感じます。ビシッと芯のあるヘッドウェイらしいサウンドをしっかりと受け継ぎ、守っているのは降幡氏の持ち味でしょう。
カッタウェイ部分と右肘が当たる部分にコンター加工が施されており、長時間の演奏でも手を傷めずに演奏できるよう配慮されている点も素晴らしいです。
さすがカスタムショップといったクオリティで、スタンダードやATBとは一線を画す1本です。
-降幡新氏よりのコメント-
このギターは桜材を使って、優しく柔らかい音色と見た目の一本になるように作りました。杢こそありませんが柾目で木目の良い桜材を側裏材に使用し、裏には個性を出すためクロスラウンド3Pのセンター材として、パープルハートを使用しました。
ブレイシングは標準のものより少しだけブリッジ寄りにしたセミリアシフトを採用し、強度と鳴りの両立を目指しました。指板とインレイには「シジュウカラ」という小鳥を使い、桜散る春の風景をデザインしました。使用者の好みで使っていただけるよう、ピックガードは後貼りで付属しました。
末永く愛していただけるよう、心を込めて作った一本です。
Body Top:Selected Sitka Spruce
Body:Yamazakura(center:Purple Heart) 3P
Neck:Honduras Mahogany 1P
Fingerboard:Purple Heart
Nut:Bone
Saddle:Bone
Bridge:Purple Heart
Machineheads:SGV510Z L5 XG
Fret:HHF
Scale:645mm
Width at Nut:43.0mm
Bracing:Scalloped Semi Rear Shift X Bracing
Finish:Lacquer
String:Elixir NANOWEB Light
Accessories:ハードケース、六角レンチ、保証書
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