第8回 K.Yairi リペアクリニックレポート！！

毎回大好評いただいております「K.YAIRIリペアクリニック」

第8回目となる今回は、ヤイリギターから松尾氏、谷口氏を招き、

5月19日に開催致しました。

今回もおかげさまで沢山の方にご来店いただき、大好評の内に終了いたしました。

このレポートで少しでもこのイベントやヤイリギターに興味を持っていただけたら幸いです。

それではクリニックの内容の一部をどうぞ！！

●サドルを交換したら弦高が高くなり．．●

中古でご購入されたというこちらのDY-77。 サドルが高い為に、弦が押さえにくく演奏しづらいとのことでお持込になられました。 職人さんの的確な判断で、お客様のご要望にも合わせてサドルの底を削り、楽器の鳴りを損なわず押さえやすい弦高へとセッティングしていきます。その手際の良さには”さすが！”の一言。 その他、楽器の保管方法やメンテナンスのやり方まで、お客様の日頃の疑問にも丁寧に一つ一つ答えてらっしゃいました。

●お客様の声●

「丁寧な対応に感謝します。いろいろ不具合を感じていましたが、その原因をきちんと説明してくださり、リペアの方法、内容にも納得しました。本当にありがとうございました。」

●1弦を強く弾くと異常が．．●

なんと！80年代に当店でご購入いただいたというこちらのWS70E。 一弦を強く弾くとハイポジションでフレットから弦が落ち、尚且つそのままフレットに弦が引っかかってしまうとのこと。 その場でフレットを叩いて問題箇所を調整。弦高も高かった為ネック調整とサドルを削ってベストな状態へと調整していきます。 限られた短い時間の中でも決して妥協しない！という気持ちが伝わってくるような丁寧なリペアによって、お客様も大満足の出来上がりとなりました。

●お客様の声●

「大感謝。ありがとうございました！まだまだこのギターで頑張ります！」

●ピックアップがギターから外れてしまい．．●

こちらのYW1000。取り付けていらっしゃったピックアップが外れてしまったとのことでお持込みいただきました。 点検させていただくと中で”ガサガサっ” すぐに弦を外して専用の器具を使って取り付けていきます。 弦高も少し高いとのことで、サドルを削ってセッティングもばっちり！ その手際の良さにお客様も大満足でした。

●お客様の声●

「詳細について説明を受け、今後のギターの手入れの参考になりました。プロの方に見ていただけて安心しました。」

この日は合計で9名の方がクリニックに参加していただきました。

ここでは紹介しきれなかった皆さまも、一つ一つ事例の違う症状でお悩みになりご来店されましたが、その一つ一つに職人さんが熱心に対応し、30分という決められた時間の中でも満足していただけたようでした。

楽器というものは、リペアをすることで必ず生き返ります。

この日お招きした松尾氏がおっしゃっていた、「過保護になることなく、思いやりをもって楽器に接してあげる」という言葉。

我々スタッフも販売させていただいた楽器に思いやりと責任を持って接していきたいと思ってます。

そして、その楽器と末永くお客様がお付き合いいただけるように、このようなイベントをこれからも続けていきたいと思っております。

次回の開催も是非お見逃しなく。

写真左から　スタッフ 出口、村主、竹村、松尾氏（ヤイリギター）、谷口氏（ヤイリギター）、吉田、堀江

ヤイリリペアクリニックは年に数回、定期的に行っております。

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担当：村主