ドレッドノートのギターにマウントした場合の印象は、低音弦が特に前面に押し出されてきます。ストロークよる弦振動をしっかり取るのでミッドローの重厚感が増し、全体的に厚みのあるサウンドになっています。
マ スターVoは基本的にMaxで使用し、マグネットの音に対して裏側のマイクの音をブレンドしていく形になります。マグネットのみのサウンドはどっしりとし た低音が特徴で、ストロークでの存在感をしっかり出すことが出来ます。マイクをブレンドしていくと高音域の歯切れの良さが出てきます。また、サウンドホー ル付近のボディヒットなどもしっかり録ることができ、ストロークの中でも埋もれることなく低音の迫力を出すことができます。ボディヒットでの低音というの は音響特性上一緒に出力するのが難しく、一般的なシステムであればデュアルP.Uのステレオアウトで組むことが多く手間もコストもかかるのですが、こちら は1系統のみで低音の表現がしっかりできるという点は非常に優秀で、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
”サンライズの低音にマイクをプラスしたようなサウンド”がコンセプトの話題のピックアップ、スカイソニック T-903入荷!
サンライズの低音にマイクがプラスされて,箱鳴りも拾えたらどうなるでしょう。
そして,便利にボリュームも手前に来たらどうでしょうか。
サンライズは基本はパッシブです。それだとどうしても照明などのノイズに弱くなります。
アクティブで電源があるならどうでしょう。
それらの理想に限りなく近づくピックアップがまさにT-903です。
9Vの電池でアクティブになっていますので,ノイズはまったくありません。
サンライズと同様にボールピースは六角レンチで上下して,各弦の音量のバランスが取れますので,お好みで調整できます。
2弦のボールピースは無くてちょうどよい磁力になりますが,さらに強調したい場合は付属で2弦用のボールピースが付いてきます。
ギターのコンディションが少しネック起き気味で高音が足りないギターでもここで調整すると,1,2弦の音を強調することも可能です。
そして,ボディの裏側にマイクを搭載しているのです。
その音量はマグとマイクは独立のボリュームとなっています。
このマイクのおかげで表板を叩く音までも拾うことが出来るのです。
エフェクト音に埋もれないサウンドで、低音を求めるならまさにT-903は理想です。
特にソロギターのプレイヤーの多くがT-903を選択しており、弾き語り系もしくは,ナチュラル志向の方は多くがT-902を選択しています。
是非一度試していただきたいピックアップです。