元々はLG-2の廉価モデルとして、仕様をより簡素にし1943年から生産がスタートしたLG-1。廉価モデルながらもラダーブレイスの特有のサウンドニュアンス、LG-1でしか表現出来ないフィーリングでファンも多い人気のモデルの一つです。
本器は人気のラージガード仕様、1965年製のLG-1。スプルース材TOP、マホガニー材SIDE&BACK、マホガニー材ネック、ハカランダ指板、ラージピックガード、約42.8mmナット幅、オリジナルクルーソン・ペグ、ラダーブレーシングのスペックです。
オリジナルのプラスチックブリッジは経年により湾曲し仕様困難な状態であったため、ローズウッドブリッジに交換しています。
音色は非常にオープンで、ヴィンテージ特有のほどけた胴鳴りとサクサクしながらもどこかしっとりと艶やかさを感じさせるトーンはやはり良いです。この年代特有のラージガード仕様も人気の秘密でしょう。ヴィンテージギター特有のほのかな甘い香りも弾いていて気分が高まります。
プレイアビリティは高く、しっかりと鳴っている良い個体です。
経年を考慮するといいコンディションを保っています。
ボディにクラック等も見られず、打痕やサイドのウェザーチェックなどヴィンテージの雰囲気たっぷりです。
前述のとおりブリッジはローズウッドブリッジに交換されています。
ナット、フレットも交換されている可能性が高いです。
ネックは良好、トラスロッドも余裕あります。
フレットは残6割ほど、トップ浮きもありません。
現状12フレットで6弦2.2mm、1弦1.6mmでサドル高もあり弾きやすい状態でセットアップしています。
非純正ですが頑丈なハードケースが付属します。
TOP：スプルース単板
SIDE&BACK：マホガニー単板
ネック：マホガニー
指板：ハカランダ
ブリッジ：ローズウッド
スケール:約628mm
ナット幅：約42.8mm
＜中古品に関するご注意＞
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