オルタナ向けペダルボードセット!
サウンドメッセ2023で展示するために当店スタッフが組み上げたペダルボードです。
オルタナ/シューゲイズロックに適したペダルをセレクトしました。
頑丈な造りで人気のアルモア製ペダルボードを使用し、PS-2Cサイズ(内寸:幅550mm / D310mm / H90 mm)に載せれるだけ載せました!
■構成■
ペダル ( 接続順 )
①TC Electronic / Polytune Noir ( バッファー搭載ポリフォニックチューナー )
②BOSS / OC-5 Octave ( オクターバー )
③Ibanez / WH10V3 ( ワウペダル )
④Altero Custom Guitars / KAEDE ( オーバードライブ )
⑤Marshall / Drivemaster Reissue ( オーバードライブ / ディストーション )
⑥Old Blood Noise Endeavors / BL-44 Reverse ( リヴァース / クロックコントロール )
⑦EarthQuaker Devices / Aurelius ( コーラス / ビブラート )
⑧EarthQuaker Devices / Hizumitas ( ファズ / ディストーション )
⑨BOSS / RE-2 Space Echo ( テープエコーシミュレーター )
⑩strymon / cloudburst ( リバーブ )
電源 / 制御系
⑪VooDoo Lab / Pedal Power X8 ( アイソレーテッドパワーサプライ )
⑫CAJ / HUB-6 ver.2 ( DC9V 電源ハブ )
⑬JHS / Volture ( DC9V降圧コントローラー ) → EQD Hizumitas のDCインに接続
⑭Old Blood Noise Endeavors / Expression Ramper ( エクスプレッションコントローラー ) → strymon cloudburst のEXPコントロールにTRS接続
ケース / ケーブル類
・Armor / PS-2C Purple ( ペダルボード )
・特注パッチケーブル / Rean Pancake Plug x Canare GS-4
歪みペダルは、ローゲインから壁のような分厚いハイゲインファズディスト―ションサウンドまで演出できるように3モデルをセレクト。
Altero 楓 (④) はクリーン~クランチ、オーバードライブまでカバーできる超優秀なドライブペダルです。しっかりと抜けてくる高音と素直な低音のバランスが素晴らしく、掻き鳴らすコードリフや複雑なボイシングのコードワークでも存在感を出すことができます。
90年代オルタナサウンドにMarshallペダルは欠かすことはできません。オーバードライブからパワーのあるディストーションサウンドまでカバーできる DriveMaster (⑤) を今回ボードのメインドライブとしてセレクトしました。コンパクトサイズで高性能なペダルが多く発売されていますが、フットスイッチ部分が傾斜しており多数のペダルを配置した中でも踏みやすく、また大型で無骨な筐体デザインならではの存在感は他の製品では味わえません。
EQD Hizumitas (⑧) は轟音ファズとしてすでに定番&人気を獲得していますが、今回のボードではJHS Volture (⑬) との組み合わせで供給電圧を下げてよりブチブチ感のあるファズドライブとして設定しています。Volture をオフにすることでフルゲインの壁のような轟音サウンドを出す事も可能にしています。モジュレーションペダル等よりも後ろに接続する事でカオティックなサウンドの演出にも使用できます。
BOSS OC-5 (②) はフレーズに厚みを加える使い方はもちろんですが、オクターブアップとファズの組み合わせや、あえてVINTAGE(モノフォニック)モードでのコード鳴らしで崩壊的なフレーズを演出したりと、幅広く使えます。
ワウペダルはカッティング+ワウのチャカポコするような使い方ではなく、フィルターコントローラーとして徐々に開けていく/閉めていくというシンセ的な使い方を想定しフリーケンシーレンジを調整可能な Ibanez WH10V3 (③) をセレクト。
EQD Aurelius (⑦) はEQDらしいクセのある揺らぎを持ちながらも非常に扱いやすく、また、歪みと組み合わせてもその良さが損なわれず心地よいエフェクトのかかり方をしてくれます。
そして、遊び枠というか飛び道具枠として担当がセレクトしたのがリバースエフェクト OBNE BL-44 (⑥) です。トリッキーなサウンドではありますが単体での使用も雰囲気抜群なオススメなペダルです。さらに定番な使い方としては空間系との組み合わせですが、その他の搭載ペダルとの組み合わせもすべてオイシイサウンドが作れちゃう、実際に鳴らしてみると思いのほか使える万能ペダルです。
空間系セクションには、テープエコーの名機 RE-201のサウンドを継承した BOSS RE-2 (⑨) をセレクトしました。リバーブも搭載しているので、ディレイ/リバーブ機としてかけっぱなしでの使用からアンビエント用途まで幅広くセッティング可能です。また前列に配置することでペダルスイッチ長押しでの「TWIST」と名付けられた特殊エフェクトを使うこともできます。
シマーやモジュレーションをシンプルなコントロールで操作でき、コンパクトサイズにまとめたリバーブマシン strymon cloudburst (⑩) を最終段に備えました。エクスプレッションを自動でコントロールできる OBNE Expression Ramper (⑭) をEXP端子に接続し、現時点ではDecayとMixコントロールが自動可変するように設定しています。
電源はフルアイソレートで「ゼロノイズ」を謳う VOODOO LAB X8 (⑪) を採用。デジタルとアナログ機材が混在した内容で、且つ、直列接続のためノイズに対して高性能な製品をセレクト。ただし出力が8系統と搭載台数への電源供給がまかなえないので、歪み等アナログペダルへは CAJ HUB-6 (⑫) を使用し分岐供給しています。
ペダル間の接続パッチケーブルは、全て REAN パンケーキプラグと Φ4mm細径のCANARE GS-4 を使用し作製しました。
また、後列のペダルおよびチューナーの下には高さを上げるため、サイズを測って黒色塗装で仕上げた木板ライザーを作製しました。
それぞれのペダル単体での効果・機能を重視しつつ、重ね掛けでも魅力的な効果として使える組み合わせを熟考しました。ザ・オルタナ・サウンド!という内容に仕上げましたが、そのジャンルにとらわれずとも幅広く使える構成で仕上がったのではないでしょうか。
サウンドメッセ2023のイベント展示用に組んだものとなりますが、
製品代金、部材、製作費等の合計金額およそ¥410,000-の内容を特別価格にて販売いたします。
各ペダル、メーカー保証書や製品箱等付属しています。
ペダルボード一式での動作保証、およびケーブル、ケース等についての保証はございません。予めご了承ください。