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クリーニングペーパーについて![]()
クリーニングペーパーの用途と使い方
▼お手入れって必要?
正しいお手入れをすることで楽器の寿命が延びるというイメージをしていただくとわかりやすいかもしれません。
どんなに正しいお手入れを主張していても使用における状態変化に伴う故障は無効なのです。
管楽器は繊細であり技術者が調整してこそ楽器の本来持つ精度が十分に発揮されます。
話が反れましたが、楽器の規格や機能に問題がない楽器において、使用後の故障は使用者の使用に伴って起こる状態変化で起きたものとなります。
よって正しいお手入れによって少しでも長く良い状態を保ちましょう。
▼クリーニングペーパーの使い方 ・対象のキィ(水分を除去したいパッド)を複数回押しパッドを開閉する。(5回ほどで良い) ・ペーパーの位置をずらして上記を繰り返す。クリーニングペーパーに水がつかなくなったら完了。
▼クリーニングペーパーを使うときの注意 ・キィを閉じたまま、ペーパーを引っ張らない。パッドに摩擦が生じて、パッド破れや劣化が早まります。 ・キイを強く閉めすぎない。演奏時にはかからないような負担をキイかけることは控えたほうがよいです。
▼クリーニングペーパーを使ってできること
・サックスのG#,LowC#キィにペーパーを挟んでケースに収納することでキィがくっついてしまい、開かなくなることを防ぐ。(湿気の多い夏場の対策に良い。但し入れっぱなしで放置しない。新しいペーパーを使用すること)
▼選ぶポイント ・サイズ...残念ながら何センチなどといった情報をあまりメーカーでは公表されていません。ただ大体同じくらいのサイズで、また1回の使用で1枚がビチャビチャになることもあまりないのでサイズより枚数重視が良いかも。(個人的意見)パールフルートからはハーフサイズなども出ています。 ・枚数...サイズは表記なくても枚数は書かれている場合が多く、60枚から100枚ほどが一般的です。 ・耐水性...ティースクッションにしやすいものとしてはギャラックスのクリーンペーパーなどが有名。 ・吸水性...吸水性が高いのは本来耐水性、強度とは相反するものでもあります。吸水性が高いということだけでは破れやすかったりしますのでパッドにペーパーが残ってしまうなどが起こってしまいます。ただのあぶらとり紙とは違う理由がここ。強度があり、破れにくさがあるバランスが良いものがおすすめです。 ・強度...ヤマハを基準として品質が良いと言われているものがギャラックス、パールフルートなどです。(スタッフ主観/個人差あり)
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