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NeoシリーズB♭コルネット。世界的に活躍するラッセル・グレイ氏、フィリップ・マッキャン氏の協力の下Neoの名を冠したコルネットが遂にデビュー。NeoシリーズB♭コルネット。世界的に活躍するラッセル・グレイ氏、フィリップ・マッキャン氏の協力の下Neoの名を冠したコルネットが遂にデビュー。
▼コルネットについて
トランペットと同じ音域を持つ楽器。音色は柔らかいまるい音色。吹奏楽やオーケストラで曲によっては持ち替えて使用することがあります。ブリティッシュスタイルの金管バンドでは吹奏楽におけるクラリネットのような役割で活躍しています。3つの調性がありB♭管、E♭管、C管があります。主に使われることが多いのはB♭管です。
▼ヤマハコルネットラインナップ
■B♭管 ...B♭トランペットと同じ調で同じ音域です。吹奏楽での持ち替えや金管バンドでよく使われるのはこのB♭管です。
スタンダード 2枚取りベル
YCR-2330III...ベルイエローブラス、ゴールドラッカー仕上げ、MLボア、
YCR-4330GII...ベルゴールドブラス、ゴールドラッカー仕上げ、MLボア
YCR-4330GSII...ベルゴールドブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
プロフェッショナル
YCR-6330SII...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア
Neo
YCR-8335...ベルイエローブラス、クリアラッカー仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
YCR-8335S...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
特別生産
YCR-8335G...ベルゴールドブラス、クリアラッカー仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
YCR-8335GS...ベルゴールドブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
■E♭管...B♭管より4度高い音域を持ちます。金管バンドでは最高音域を担当し、吹奏楽におけるピッコロ、フルート、E♭クラリネット的役割を果たします。
スタンダード 2枚取りベル
YCR-2610SIII...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
Neo
YCR-8620S...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Mボア
■C管...B♭管より長2度高い音域を持ちます。C管の楽器は音の響きがB♭管より明るいと言われることが多いです。オーケストラなどでC管トランペットから持ち替えの際はC管コルネットを使用されるのが違和感なく使用できるのではないかと思います。
カスタム
YCR-9435...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
▼Neoシリーズ
Neoは「現代のかたち」を意味し、これまで培った分子レベルでの研究に基づき、素材選びから加工法の開発までヤマハのもつ最先端技術と1/100mmを感じとる大勢の匠の技を融合することで、ここにひとつのかたちとして誕生しました。
Neoシリーズの全ラインアップにおいて世界トップクラスのブラスバンド奏者を開発協力者に迎え、今まで常識とされてきたパーツや構造を再検証し、演奏家の要望に高い次元で応える新たなデザインは、これからのブラスバンドをリードする「現代のかたち」となるでしょう。
▼下位シリーズとの違い
・リードパイプ、主管抜差(曲管部)、バルブケーシングに接続する連絡管にゴールドブラス材使用。
より深みのある、豊かで多彩な音色を実現。
・第1/3抜差しにトリガーを採用。
プロフェッショナルシリーズ含め下位モデルはトリガーはなく、トランペットのような指かけがついていて音程の調整を行います。Neoシリーズからはトリガーがつくことで操作性が上がりました。
・ボアサイズ
NeoシリーズはLボアを採用しています。プロフェッショナルシリーズもLボアを採用していますが同じLボアでもNeoシリーズの方がより大きいです。
・ベル
スタンダードシリーズは2枚取りです。プロフェッショナルシリーズから上位モデルは1枚取りベルを採用しています。またベルサイズは125.5mmとヤマハのコルネットのラインナップの中では最大です。ヤマハのトランペットのラインナップでも1番多いサイズは123mmでトランペットよりも大きいベルサイズです。
▼素材の違い
金管楽器の素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。
YCR-8335Sはベルがイエローブラス製です。
・イエローブラス...明るく、張りのある音色。多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
・ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75~85%、亜鉛が15%~25%ほど。
・レッドブラス...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85~90%、亜鉛が10%~15%ほど。より丸みのある音色に、深い響きを与えます。
▼塗装の違い
ぱっと見はだいたい金か銀ですが、塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。YCR-8335Sは銀メッキ仕上げです。
・クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
・ゴールドラッカー...クリアラッカーにゴールドの塗料を混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
・銀メッキ...柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています。主張も控え目になるためか吹奏楽では銀メッキで揃えることもあるようです。
▼ボアサイズ
ボアというのは、楽器に吹き込んだ空気が通る管の直径(内径)のこと。ボアのサイズによって息の量が決まり、音色が変わってくるのです。
小さなものほど必要な息の量が少ないため吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになり、サイズが大きくなると息の量も多く必要となり、音色や音量ともに豊かで華やかなものとなります。YCR-8335SはLボア採用しています。プロフェッショナルシリーズのYCR-6330SIIもLボアを採用していますが同じLボアでもYCR-8835Sの方がより太いものを使用しています。
・ミディアムボア = M...内径11.3mm
・ミディアムラージボア = ML...内径11.65mm
・ラージボア = L...内径11.73mm
・Neoシリーズ ラージボア=L...内径11.9mm
▼ベルについて
ベルは1枚どりベルです。ベル形状はCR5ベルです。
・2枚取りベル...安い機種の多くはこれ。同じ材質であっても、加工方法が異なるので吹奏感、音色に違いが出てきます。
・1枚取りベル...深く豊かな響きとなめらかな吹奏感。
CR5ベル...フレア部、ベル径がCR3より大きいもの。
YAMAHA Neo series Cornet gold YCR-8335S ヤマハ ネオ シリーズ コルネット
■管楽器 楽器 金管楽器
■調子: B♭
■ベルサイズ:125.5mm
■ボアサイズ:L=11.9mm
■ベルの形状/その他:CR5(フレア部、ベル径がCR3より大きいもの。)
■ベル材質/加工法:イエローブラス/1枚取り
■仕上げ:銀メッキ仕上げ
画像と細かい仕様が異なる場合がございます。
セット内容
■楽器本体
■ケース CRC-830
■マウスピース CR-16E(S)リム内径 17.05mm、スロート径 3.98mm 本場イギリスのトッププレイヤーが好んで使用する代表品番。独特な形状でやや薄いリムは高い演奏性を誇る。
■バルブオイル
■スライドグリス
■ポリシングクロス
■保証書/取説
■サイレントブラス SB7X
■追加マウスピース ヤマハ CR-11C4(S) リム内径 16.46mm スロート径 3.65mm 高音域の演奏を容易とした,小学生等の導入用モデル。リム・カップともに,トランペットの11C4と同形状。
■チューニングスライドオイル
■マウスピースブラシ
■マウスピーススワブ
■クリーニングスワブ
■クリーニングロッド
■2枚入り ガーゼ
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