ヤマハクラリネット 管楽器

ヤマハのクラリネットの大きくわけて2つの設計にわかれています。

■CSシリーズ
クリアで伸びのある音色。遠達性に優れ、クリアで明るい音色がコンセプト。内径のテーパーが狭めでストレート部分が長いため、ストレートで芯があり、通る音を実現しました。ベルにつながるジョイント部の内径はSEシリーズよりもやや細めで、吹いたときの抵抗感がSEに比べて若干大きくなります。
*YCL-255
*YCL-450M
*YCL-450
*YCL-CX
*YCL-CSV
*YCL-CSVmaster
*YCL-CSVR
*YCL-CSGIII
■SEシリーズ
柔らかく豊かな音色。暖かく柔らかな響きとパワフルな音色はコンセプト。内径のテーパーが大きく、ストレートな部分が少ないため、幅のある豊かな音色が特長。音孔のサイズはCSサイズよりも大きく、テーパーも広がっています。
*YCL-650
*YCL-SE
*YCL-SEV
*YCL-SEVmaster
*YCL-SE Artist Model
木材の品質も非常に重要な要素
●乾燥
楽器に使用される木材はシーズニングを行ったしっかりと乾燥させた木材が使用されています。木材は季節によって伸縮を繰り返す自然のものですので、これをしっかりしないと後々楽器が割れてしまったりなどの可能性がでてきてしまいます。期間は数年、十数年行う場合もありますが、自然乾燥を強制的に行う場合もあります。自然乾燥の方がバランスよくしっかり乾燥させることできる傾向にあります。
●品質
同じ木材でも品質が違うとされているグラナディラ。木は成長すると段々太くなりますが、外側と内側だと内側の方が密度が高く良い木材とされています。密度が高い木材は重みもあり鳴りが良くなります。「高級グラナディラ」とか言われているのは要はより内側の良い部分だということになりますね。
●見た目
グラナディラの木材は元々黒い木材ですが、例えばグラナディラであればより黒いものが良いと言われたりもします。例えば低価格帯のクラリネットなどには染色されたものがあり本来の木材の黒さは判断が難しいと思います。染色されているかどうかは表面の具合やお手入れした際にスワブが黒くなったり、タンポが徐々に黒くなっていったりすることでも判断できるかもしれません。高級機種が茶色っぽく見えるのは染色されていない証拠でもあるかもしれません。また密度がある良い木材には木目というか節みたいなものが少ない傾向にあります。ただ何本も並べたり、また経験者が木部を見た場合には分かるかもしれませんが、初心者には判断は難しいと思われます。
■ABS樹脂...いわゆるプラスチック。音が平べったく、深みのない音。高音などは特に潰れたような音質が目立つ。音量は出るため周囲が木製のクラリネットを使用している場合などにおいては馴染みにくく、悪目立ちする感じ
*YCL-255
■グラナディラ
*YCL-450
*YCL-450M(※ただし上管内部はABS樹脂)
*YCL-650
■グラナディラ選別材
*YCL-SE
*YCL-SEV
*YCL-CX
*YCL-CSV
*YCL-CSVR
■グラナディラ厳選材
*YCL-SEVmaster
*YCL-SE Artist Model
*YCL-CSVmaster
*YCL-CSGIII
管体塗装について
管体の上に塗装がなされています。これは木材を割れにくくする効果や、響きをより良くする効果があります。
●種類の例
・マットフィニッシュ...ABS樹脂のツヤを消すことで、木材に近い見た目を実現しています。
・ウレタン塗装...木目を残しながら表面を仕上げ、音色をカスタムモデルにより近づけています。
・天然オイル...木材の響きを損なわない天然のオイルのみを使用し、表面を磨いています。
・天然オイル+天然材料100%の塗料...ヤマハが採用している天然塗料は素材のもつ響きをさらに引き出します。木目の風合いを覆い隠さず、視覚においても洗練されたイメージを引き出します。
■マットフィニッシュ
*YCL-255
■ウレタン塗装
*YCL-450M
*YCL-450
*YCL-650
■天然オイル
*YCL-SE
*YCL-SEV
*YCL-CX
*YCL-CSV
*YCL-CSVR
■天然オイル+天然材料100%の塗料
*YCL-SEVmaster
*YCL-SE Artist Model.
*YCL-CSVmaster
*YCL-CSGIII
タンポの違い
音孔などを塞ぐためのパッドで素材によって音色、気密性、耐久性が異なります。
●種類の例
・(合成)バレンチノ...固いスポンジのようなタンポ。状態変化に強く、密閉性が高いです。軽い音になる傾向です。プラ製の楽器に使用されることが多い。
・ブラダー(フィッシュスキン)...一般的なクラリネットに使用される事が多いタンポです。フルートにもよく使われます。
・革...サックスのタンポは基本的に革です。クラリネットは上位モデルに使用されることが多い。革タンポは耐久性があり音色はやや暗めで柔らかい傾向です。
・ゴアテックス...通気性が良い、スポーツウェアの裏地に使用されているような素材。表面がつるつるしていて音が明るめになる傾向。
・コルク...丈夫で長持ちするので水分がたまりやすいレジスターキイに使用されることが多いです。音色は固めになる傾向。
■バレンチノタンポ
*YCL-255
■ブラダータンポ
*YCL-450M
*YCL-450
■革タンポ
*YCL-650
*YCL-CX
*YCL-SE
■さらに上質な革タンポ
YCL-SEV
YCL-SEVmaster
YCL-SE Artist Model
YCL-CSV
YCL-CSVR
YCL-CSVmaster
YCL-CSVR
YCL-CSGIII
キイの違い
こちらもタンポ同様、音孔を押さえるために重要なパーツ。同じ銀色に見えても実は違うんです...。
●種類の例
・製法...鍛造というのは金属を叩いて圧力を加えて目的の形状に成型する製法で強度が上がるためキイ成型にはよく使われる製造方法です。
・メッキ...ニッケルメッキは低価格帯の楽器に多く、銀メッキはニッケルメッキに比べ見た目に高級感があります。
■洋白 鍛造 ニッケルメッキ
*YCL-255
■洋白 鍛造 銀メッキ
*YCL-450M
*YCL-450
*YCL-650
*YCL-SE
*YCL-SEV
*YCL-CX
*YCL-CSV
*YCL-CSGIII
■洋白 鍛造 厚銀メッキ
*YCL-SEVmaster
*YCL-SE Artist Model
*YCL-CSVR
*YCL-CSVmaster
*YCL-CSVR