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 ヤマハサックスの仕上げカラーについてヤマハサックスの仕上げカラーについて 
 サックスには同じ形で異なる仕上げのモデルが存在します。 見た目買いももちろんいいのですが、違いは見た目だけではないので違いをよりわかった上で選んで貰えればと思います。 
 ●「仕上げ」とは 楽器の表面部分であり楽器の見た目に大きく関わる部分です。 サックスは金属でできており、基本的には金管楽器と同じく真鍮(ブラス)が使われているものがほとんどです。 真鍮に限らず、金属は放置しておくと汚れ、錆がでてきます。 錆や汚れを防止するために管体の表面にラッカー塗装やメッキをかけています。そのラッカー塗装、メッキのことを仕上げと表現することが多いです。 またこのラッカー塗装、メッキは管体を錆や汚れから守るだけではなく、音色や吹奏感にも影響を与えます。 
 ●仕上げの種類(一例) 
	*クリアラッカー...透明なラッカーでソリッドで暗めの音、フォルテの音抜けが良いと言われたりします。 *金メッキ...銀メッキより抵抗感が強い傾向。より表現力を求める方におすすめ。芯のある力強い音色と重厚な響きが特徴。 
	*ブラックニッケルメッキ...固めで芯がある音、しかし派手すぎない音であると言われたりします。 
 ●なんでサックスにはゴールドが多いの? サックスに使われる金属は真鍮=ブラスがほぼ大半を占めています。その金属自体が黄金色です。 一見金色に見えても「クリアラッカー(透明)」「ゴールドラッカー(色がついたラッカー)」「金メッキ」(高級)などと違いもあります。 真鍮は柔らかく曲げやすい、加工がしやすい金属なのでサックス以外にも多くの管楽器の主となる素材でこの金属のうえに塗料をかけるのが一般的ですがサックスの求められる音色や吹奏感の傾向や扱いやすさなどからも「ラッカー」がスタンダードになっています。(例:華やかでパワフルな音色を求められるなど。) 例えばユーフォニアムなど楽器によっては銀メッキが好まれるなどの傾向もあったりしますね。 
 ●ヤマハサックス 仕上げラインナップ 
	 
 以下は2023年6月時点でヤマハサックスの中でゴールドラッカー仕上げ以外に仕上げ種類があるもののラインナップです。 ここにないモデルはゴールドラッカー仕上げのみとなります。 
 
 ●YAS-62 アルトサックスの種類 YAS-62...ゴールドラッカー仕上げ YAS-62S...銀メッキ仕上げ 
 ●YAS-82Z アルトサックスの種類 YAS-82Z...ゴールドラッカー仕上げ YAS-82ZS...銀メッキ仕上げ YAS-82ZG...金メッキ仕上げ YAS-82ZB...ブラックラッカー仕上げ YAS-82ZUL...アンラッカー仕上げ 
 ●YAS-875/875EX アルトサックスの種類 YAS-875/875EX...ゴールドラッカー仕上げ YAS-875S/875EXS...銀メッキ仕上げ YAS-875G/875EXG...金メッキ仕上げ 
 ●YTS-62 テナーサックスの種類 YTS-62...ゴールドラッカー仕上げ YTS-62S...銀メッキ仕上げ 
 ●YTS-82Z テナーサックスの種類 YTS-82Z...ゴールドラッカー仕上げ YTS-82ZS...銀メッキ仕上げ YTS-82ZG...金メッキ仕上げ YTS-82ZB...ブラックラッカー仕上げ YTS-82ZUL...アンラッカー仕上げ 
 ●YTS-875/875EX テナーサックスの種類 YTS-875/875EX...ゴールドラッカー仕上げ YTS-875S/875EXS...銀メッキ仕上げ YTS-875G/875EXG...金メッキ仕上げ 
	 YSS-82Z/82ZR...ゴールドラッカー仕上げ YSS-82ZS/82ZRS...銀メッキ仕上げ YSS-82ZG/82ZRG...金メッキ仕上げ YSS-82ZB/82ZRB...ブラックラッカー仕上げ YSS-82ZUL/82ZRUL...アンラッカー仕上げ 
 ●YSS-875EX/875EXHG ソプラノサックスの種類 YSS-875EX/875EXHG...ゴールドラッカー仕上げ YSS-875EXS/875EXHGS...銀メッキ仕上げ YSS-875EXG/875EXHGG...金メッキ仕上げ 
 ●YBS-62 バリトンサックスの種類 YBS-62...ゴールドラッカー仕上げ YBS-62S...銀メッキ仕上げ 
 ●YBS-82 バリトンサックスの種類 YBS-82...ゴールドラッカー仕上げ YBS-82S...銀メッキ仕上げ 
 
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