Pearl Flute パールフルート F-DP/E Offset フルート ハンドメイド 頭部管 銀製 ドルチェプリモ 銀メッキ Dolce Primo flute DP/E セット B 北海道 沖縄 離島 不可
Eメカニズム 銀製頭部管 VOタイプ 主管 C足部管 オフセット
パールフルートは日本の伝統のあるフルートブランド。ドルチェ(頭部管銀製)とは異なるハンドメイド銀製の頭部管。柔らかで上質な音色と鳴らしやすさをバランス良く備えたモデルです。
シリーズラインナップ
・プレスト...一番安いシリーズ。すべて洋銀
・ブリランテ...リッププレート&ライザーが銀製
・ドルチェ...リッププレート&ライザー+頭部管が銀製
・ドルチェプリモ...頭部管がハンドメイドの銀製、頭部管日本製
・ドルチェエレガンテ...頭部管がハンドメイドの銀製+管体が銀製、頭部管日本製
・エレガンテ...頭部管がハンドメイドの銀製+管体が銀製+座金、ポスト、リングが銀製、日本製
・カンタービレ...セミハンドメイド、総銀製、日本製
・マエスタ...ハンドメイド、一部銀製もしくは一部金製、日本製
・オペラ...ハンドメイド、総金製もしくは総銀製、日本製
※パールの低価格帯は台湾工場で製造され、日本で検品などが行われます。国産以外は否定的にとらわれがちですが、ヤマハスタンダードシリーズも全てインドネシア製です。東南アジアの中でも台湾は比較的品質が安定しておりコストも高い方になります。20万以下で国産を手に入れるのは非常に難しいと思います。
ドルチェプリモのラインナップ
プレスト、ブリランテ、ドルチェまでが一番安いシリーズでの銀の含有率の違うラインナップですが、ドルチェプリモからは頭部管がさらに多くの上のグレードと同じハンドメイドの日本製の頭部管となります。より精度と品質にこだわった頭部管ですが、価格も抑えてあり柔らかで上質な音色と鳴らしやすさでありながら比較的安いといったバランス良く備えたモデルです。ヤマハでは300シリーズが頭部管銀製、400シリーズが頭部管+管体が銀製とありますが、パールだと低価格帯には管体銀製はなくより吹奏感と音色に違いが出る頭部管の違いでのラインナップとなっています。品質が高いながら、低価格で提供できるという魅力がありますので比較してみて下さい。
・F-DP/E...ストレート頭部管、カバードキイ、オフセット、C管、Eメカ付き。ヤマハでいうとYFL-312より上のグレードにはなり、完全インドネシア製で頭部管と管体が銀製のYFL-412より抵抗感がなく吹きやすさと頭部管の精度が良いという感じです。
・F-DP/RE...ストレート頭部管、リングキイ、オフセット、C管、Eメカ付き。ヤマハでいうとYFL-372(オフセット)よりは頭部管の精度としては高いと思います。
▼頭部管
・ストレート...一般的なまっすぐのもの。子供さん以外は基本こちらです。
・U字頭部管...上記では演奏が困難な子供さんなどに使用されるU字になった頭部管。成長に合わせストレートも付属になっている本体もあります。
★ドルチェプリモはハンドメイド日本製頭部管
「マエスタ」シリーズと同じく、熟練のクラフトマンが丹念に製作するハンドメイド頭部管。見た目には分からないキメの細かい作業が音色や、音量に影響を与えるのです。VOタイプ(過去はPHN-9タイプでした。)の頭部管でより豊かな音量とバランスの良い吹奏感、幅広いダイナミクスレンジを誇ります。
▼キイタイプ
・カバードキイ...キイに穴があいていないもの。キイが孔を確実に押さえ、息の漏れを防ぐ。初心者やこれからはじめる方に多くはこちらを使用。
・リングキイ...キイに穴があいているもの。リング状のため孔を確実に押さえるのに技術が必要。指先に空気の振動を直接感じることができ、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能になる。
上記のどちらかを決めた上で...↓↓↓
・オフセット...左手薬指で操作するGキイがせり出し、指の長さに合った配列)より自然で押さえやすい。
・インラインキイ...主管のキイが一直線に配列されている。リングキイモデルではどちらかというとインラインの方が主流になります。
▼Eメカニズムとは
Eメカニズムはフルートの構造上、出しづらい音を発音しやすくするためのキイシステム。特に難しいとされる第3オクターブの「ミ」 (E音)が出しやすくなります。練習でどうにかなると思いきや古典派やロマン派、 現代曲の技術的に高度な楽曲にも多用されスムーズな演奏には有効なシステムといえます。フランスでは一部のプロ以外はあまり使っていませんがドイツ、日本ではごく一般的な機能として認識されています。Eメカ無しのメリットとして音色が比較的明るくなることです。一般的にEメカ付きが値段が高いですが音色の面で言うとどちらが好きかは好みにもよります。
インラインのフルートにそのままEメカを付けるとキイの動作に不具合が出やすくなることからインラインには標準装備されていないものも多くインラインにはEメカがないのが一般的な面もあります。
▼足部管の違い
・C足部管...最低音が「ド」まで。こちらの方が一般的です。
・H足部管...さらに下の「シ」の音までが演奏できる。H足部管は管体が長くなり、ダークで艶のある音色が特長。曲によって必要になることもあります。
▼素材とメッキの違い
安いフルートは主に洋白(白銅)を素材としており、上位モデルにいくほど銀を使用している部分が多くなります。
シリーズのラインナップによって使われる銀の部分が多くなるのがお分かりいただけるでしょう。
この素材の違いが響きや音質に関わる重要な部分ですが、銀を使用することで同時に抵抗感を感じられることになります。
初心者にとって「吹きやすい」楽器は抵抗感が低いものとされています。吹きやすいということは入れた息が軽く音になるイメージでしょうか。
つまり、抵抗感が増える銀の含有率が多くなる上位モデルは初心者にとっては吹きにくいと感じられる可能性もあるということになります。
ですが、吹きやすい=抵抗感がないではありません。抵抗感がないということは入れた息がどれだけ入れても音にならないのです。抵抗感があると吹きにくいと説明した上では少し矛盾を感じてしまいますよね。
吹きやすいとはなんでしょうか。
求めなければ吹きやすいだけで良いのです。
吹きやすいだけでは「できないことがある」というように想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
良い楽器は音量と音質の幅が広い楽器と言われています。銀を多く使用されるフルートはよりこの幅が広くなっていくのです。
弱く吹きたい、力強く演奏したいとき、ただ「吹きやすい」楽器だと小さい音までが再現できず、音が出すぎてしまったりします。段々小さくする曲があったとしたら、プツっと途切れてしまうこともあるかもしれません。
大きな音を出したとき、音が割れてしまったり、大きな音が出にくかったりするかもしれません。
力強い曲、弱々しい曲、さみしい曲、悲しい曲、楽しい曲、明るい曲、出す音程は同じでも音質、音量によって表現力をかえるからこそ、その曲っぽさが出ますよね。
この表現力に必要となるのが適度な抵抗感なのです。
抵抗感がない楽器だと抑揚は付けにくくなってしまいます。
初心者だと曲の感じなどを表現するよりもまず、音を出すことが重要で、その後に運指を覚え、楽譜にそって音を出します。この練習の時点では表現力はまだ必要としないと思うのです。
当然音が出にくい楽器だと練習もはかどりません。よって、吹きやすい楽器がいい、と思うものです。
良い楽器が必要かどうかはその人次第で、どんな環境で、どんな練習をし、どんな演奏をしたいかで選ぶ楽器が変わってくるのです。
上記、素材について書きましたが、他ブランドでも基本的にこの銀の量が基準となって価格が違っていますので着目してみて下さい。
またパールではありませんが、1万円代のフルートなどでは銀メッキよりさらに安いものとなるとニッケルメッキなども存在しています。他に高級品には金+金メッキなどもありますね。
素材、メッキは音を出す上で大きな影響があるもので、さらに口元に近い部分はよりその影響が強いとされています。ですので、銀が使われるのはリップ/ライザーからはじまり徐々に広がっていくのです。
・白銅:耐久性があり響きやすい特性を持つ。各音域でのバランスも良く明るい音色が特長。
・銀(シルバー):19世紀のフルート改革者ベームにより見出されフルートに採用された銀は、“最もフルートらしい”といわれる音色。抵抗感がでるが、でた音は音量音質共にバランスが良い。
PEARL FLUTE Dolce Primo F-DP/E パールフルート ドルチェプリモ
■木管楽器 フルート
■C調(C管)
■オフセット:左手の薬指だけ少し前に出ているキイ配置は無理のない自然な姿勢に。
■カバードキィ 初心者はキィに穴のない押さえやすいこのモデルを。
■ポイントアーム標準装備
■頭部管:銀製 Ag925 ハンドメイド
■管体 主管/足部管/キイ/座金/ポスト 材質:洋銀製・銀メッキ
■銀メッキ仕上げ
■引き上げ式トーンホール
■頭部管:VOタイプ より豊かな音量とバランスの良い吹奏感、幅広いダイナミクスレンジを誇ります。カーヴドテーパーの特徴が良く表れた、吹きやすさと表現力の絶妙なバランス。新しい時代のパールフルートのスタンダードな頭部管。 ノーマルクラウン採用
■足部管:C足部管
■バネ:ステンレス
■Eメカニズム付き
■ピッチ:A=442Hz
■標準管厚 銀製:0.40mm
セット内容
■楽器 本体
■ハードケース
■ケースカバー
■クロス
■ガーゼ
■クリーニングペーパー
■クリーニングロッド
■保証書
■銀メッキ変色防止剤
■クリーニングペーパー...タンポについた水分を演奏後に取り除きます。
■パウダーペーパー...上記ペーパーで水分を取った後に使用することでベタつきを防ぎます。
■キイオイル...定期的にキイにさすことで良好なキイの動きをキープします。
■チューナーメトロノーム...クロマチックチューナーとメトロノームが同時に使える定番品。正しいピッチはチューナーで確認を。
■ジブリフルート曲集(楽譜)
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