YAMAHA ヤマハ YSL-640 テナーバストロンボーン 中細管 イエローブラスベル B♭/F トロンボーン 管楽器 Tenor Bass Trombones SB5X セット 北海道 沖縄 離島不可
ヤマハ管楽器 安心アフターサポート対象 正規品 日本製 YSL-640 トロンボーン 楽器 マウスピース SL-48S 600シリーズ 本体 F管レバー ボール式
【北海道/沖縄/離島】不可
出荷前に技術者調整を行います。
▼ヤマハ テナーバスラインナップ(スタンダードモデル)
・YSL-456G...ベルゴールドブラス、スライド外管材質イエローブラス 、ゴールドラッカー仕上げ、デュアルボア、ベルサイズ204mm
・YSL-640...ベル/スライド外管材質イエローブラス 、ゴールドラッカー仕上げ、中細管、ベルサイズ 214mm
・YSL-620...ベル/スライド外管材質イエローブラス 、ゴールドラッカー仕上げ、太管、ベルサイズ 214mm
テナートロンボーンには300シリーズがありますがテナーバストロンボーンのラインナップにはありません。
▼下位モデルとの違いと特徴
こちらは600シリーズ。下位モデルよりワンランク上の演奏を求める方に適しています。簡単に言ってしまえば300シリーズは「吹きやすさ」を求める初心者に、400シリーズはシャープなレスポンスとパワフルな音色を重視。ワンランク上の表現力を求める方にもおすすめ。
600シリーズは下位シリーズと同じ2枚どりベルでありながらカスタムシリーズ同様、ベル胴部分は手作業で作られています。下位シリーズより部分的に使われる洋白素材も増え、抵抗感、耐久性も考えられているのではないでしょうか。
『600シリーズはカスタムの系譜を継承する、豊かな響きと奥深い表現力。そして卓越した演奏性。 吹奏楽で活躍している未来のアーティスト達にとって最善の楽器となるだろう。』
・ベルの素材
600シリーズはイエローブラスを使用。下位モデル400シリーズはゴールドブラス、300シリーズはイエローブラス 。
・ボアサイズとベルサイズ
600シリーズのテナーバスには2種類のボアサイズ があります。YSL-640は中細管、YSL-620は太管。またテナートロンボーンのYSL630も中細管です。300シリーズは軽く吹きやすい細管、400シリーズはスライドのマウスパイプ側とジョイント側で異なるボアサイズを組み合わせたデュアルボア(中細管)です。 300シリーズ、400シリーズが外径が8インチのベルであったのに対し600シリーズはベルが大きくなり直径214mm(8-1/2インチ)サイズ。音量や音圧を求める方にも十分です。
▼同価格帯テナーバストロンボーンとの比較
ある程度の品質を持ったテナーバストロンボーンの価格相場は最低でも20万円前後からです。3万円~13万円ほどでご購入いただけるものはかなりつくりが粗く、スライドの滑らかさは非になりません。トロンボーンにおけるスライド部分は奏者にとってかなり重要なものです。また低価格帯のテナー バストロンボーン はそう多くなく、同ブランドで細管、中細管、太管などのラインナップを持っているところも多くありません。
ヤマハYSL-640と同価格帯である程度の品質を保つテナートロンボーンにJupiterのJTB1150(ベル=イエローブラス、スライド外内管=ニッケルシルバー、クリアラッカー仕上げ、太管)があります。YSL-640と大きく違うのはスライド外管素材と仕上げとボアサイズ です。まずボアサイズはJTB1150は太管ですが、YSL-640は中細管です。太管のほうが人気ですが初心者の方や小中学生には中細管の方が吹きやすいかもしれません。次にスライド外管にニッケルシルバー を使うことでよりスライドワークが軽くなる、音に引き締まりが出るといった利点があります。対してYSL-640はベルセクションと同じイエローブラスを使用しているのでイエローブラスの張りのある明るい音がJTB1150より鳴る傾向です。また仕上げがJTB1150はクリアラッカーに対してYSL-640はゴールドラッカーなので見た目に少し高級感が出ると感じる方もいるかもしれません。
▼トロンボーンの種類と操作性
YSL-640はテナーバストロンボーン(中細管)です。同じ600シリーズに同じくテナーバストロンボーンのYSL-620(太管)、 またテナートロンボーンモデルのYSL-630(中細管)、バストロンボーン のYBL-620G(太管)があります。
【テナートロンボーン】
一番安いのがテナー。トロンボーンの基本形で、B♭管。多くが細管です。シンプルな構造で軽く扱いやすいです。ただ、遠くに腕をのばさなくてはいけない音階があり苦労される方もおられます。また一部低音を出すことができません。
【テナーバストロンボーン】
上記テナートロンボーンに、主にF管を取り付けたもの。B♭管からレバーでF管に切り替えられます。これによって低音域が拡大し、出せる音が増えます。また6、7ポジションで出す音がF管を使用することで1番、2番ポジションで演奏することができます。操作性が向上しますので早いパッセージの曲を演奏する場合や体格、経験によってこちらを選ぶ場合があります。ただし、管が増えますので楽器が重くなります。
【バストロンボーン】
B♭管のテナーバストロンボーンを更に太くし、ベルサイズも大きくした楽器。バストロンボーンにも2つの種類(シングルロータリーバストロンボーン 、ダブルロータリーバストロンボーン )があります。テナーバストロンボーン に比べ管が太い分音色もより太く朗々としたものになります。大きい口径のマウスピースを使用することで、低い音がより出しやすくなります。
▼ボアサイズと音色
こちらの商品は中細管です。ボアというのは管の円周部分の直径のことで、このサイズの違いで息の量や抵抗感に変化があり、音色や吹奏感が変わります。細管に比べ息の量も必要となり音色・音量ともに豊かで華やかなものとなります。
【細管/中細管】
直径が小さいですので必要な息の量が少ないために吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになります。初心者はこちらが良いですが、音にスピード感も出ますので、上級者でも高音域を専門に演奏する方に選ばれ、特にジャズ、ポピュラー等には向いています。テナートロンボーンは細管、中細管のものがほとんどです。音量が欲しければ練習を積んで太管の楽器を選びましょう。
【デュアルボア】
スライドの中管の内径が上下管で違い、上管(マウスパイプ側)より下管(ベル側)が太くなっています。これによって
音色や音の広がりが微妙に変化します。本体、ベルジョイント側は中細管になります。
【太管】
息の量も必要となり音色・音量ともに豊かで華やかなものとなります。しっかりした息と正しい奏法で吹くと美しく豊かな音が出ますが、技術と体力が必要です。テナーバストロンボーンでは太管の方が主流で人気があります。
▼素材の違い
素材の上にかける塗装によって同じような色に見えても実は素材が違っていたりします。 金管楽器の素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。 銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。 YSL-640は定番のイエローブラス。 イエローブラスは明るく、張りのある音色。値段は高くなりますが、より柔らかく落ち着いた深い響きや音色をお好みの方はゴールドブラスやレッドブラスがおすすめ。
▼塗装の違い
ぱっと見はだいたい金か銀ですが、塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。 塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。こちらの製品はゴールドラッカー仕上げです。 透明なラッカーにゴールドの塗料を混ぜたものでシャープでパワフルな音色になる傾向です。ほぼ同じ見た目でクリアラッカー仕上げがあり透明なので素材そのものの色が見えます。 また、銀メッキは柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています
▼トラディショナルラップとオープンラップの違い
こちらの商品はトラディショナルラップです。ヤマハのトロンボーンのラインナップのスタンダードモデル、Customモデルまでは全てトラディショナルラインナップのモデルになります。
・トラディショナルラップ...Fセクションのレイアウトをコンパクトにまとめたもので、古くから伝統的に使われてきたタイプです。F管がしっかりと本体に組み込まれているので、心地よい抵抗感を得ることができ、ピアニッシモを演奏しているときの安心感があります。
・オープンラップ...Fセクションのレイアウトを大きくとって、流れを緩やかにしたタイプで、F管と本体の接合部が少なく、 比較的テナートロンボーンに近いオープンな吹奏感と明るめの音色を得ることができます。
▼バルブシステム
YSL-640はメカニカルアクションです。下位モデル400シリーズはコードアクションです。
・メカニカルアクション...いわゆるメカ式といわれるもの。紐を使用していないため紐の緩み、切れによる不良が起きないことです。操作性についてもレスポンスがよく素早いパッセージにも反応できます。
・コードアクション...紐式。紐式とよばれるもの。紐の交換が定期的に必要ですが、レバー操作が滑らかで静かなのが特徴です。また紐の長さを調整することでレバーの高さを自由に変えることが出来ます。
▼YSL-640の特徴
600シリーズの中のテナーバスの中でも中細管であることからどちらかというと初心者の方にお勧めしたいモデルです。初心者モデルでありながらも ベル製法をカスタムシリーズと同じ製法で製作しているところにこだわりを感じます。また下位モデルと変わってベルサイズ も少し大きくなります。その分どうしても楽器は重く感じてしまいますが音がより大きく鳴り、遠くに飛ぶようになります。テナーバストロンボーンを使いたいけど最初は太管を吹く自信がない、吹けないと思われる方は中細管からスタートすることで無理なく練習を積んでいけると思います。
YAMAHA YSL-640 Tenor Bass Trombone ヤマハ テナーバストロンボーン スライド式 トロンボーン
■管楽器
■調子:B♭/F
■ボアサイズ:中細管13.34mm
■ベルサイズ:約214mm(8 1/2'')
■ベル:イエローブラス製 /二枚取り
■F管レバー方式:ボール式
■スライド 外管/内管材質:イエローブラス/洋白
■ゴールドラッカー仕上げ
■made in Japan 日本製
セット内容
■楽器 本体
■ハードケース
■マウスピース SL-48S
■保証書
■ポリシングクロス
■スライドグリス
■スライドクリームもしくはスライドオイル
■ポリシングガーゼL
■クリーニングロッド
■YAMAHA サイレントブラス SB5XもしくはSB5J...音を小さくする練習用ミュート。イヤフォンを通して聴くことができます。 音源を再生する機器をつなげば一緒に演奏が楽しめます。
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