4ウェイ仕様でプロフェッショナルなスタジオにお薦めの、8インチアクティブモニター。
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▼HF:50W/MHF:250W/MLF:250W/LF:250W▼
スタジオのメインスピーカーとして、正確さとパワーを両立させたモデルをお探しなら、EVE AudioのSC4シリーズが最適です。
SC407とSC408と両方のモデルは、非常にパワフルなアンプを各ドライバーごとに装備しています。大型のウーファーはクロスオーバーまでの周 波数帯域を正確に再生し、ミッドレンジのウーファーが次の帯域を担当します。EVEの4ウェイのスピーカーは、すべて左右対称で、ウーファーは違う帯域を 再生するのではなく、低域を最大限正確に再生するために、同じ帯域を2つのウーファーを使って再生しています。
その結果、低域を非常にリニアなレスポンスで再生することが可能になり、スタジオのコントロール・ルームに全体にパワフルな低域を伝えます。
中央にあるスタイリッシュなグレーのプレートには、ミッドレンジのウーファーとAMTツイーターが装着されています。このプレートは、スピーカーを縦にも横にも設置できるように、90°回転させることができます。
EVE AUDIOが誇る独自設計構造
SC408はEVE Audioの現在生産しているモデルでは最大の4ウェイ・システムのモニターです。正確さとパワーの両方が求められる大型のコントロール・ルームに最適なモデルです。
8インチのハニカム構造をグラスファイバーでコーティングした「シルバーコーン」ウーファーは、32Hzから250Hzまでの帯域を再生し、パワフルで正確、タイトな低域の再生を約束します。最新の1.5インチ・ボイスコイルは、入力信号に対してリニアに駆動し、非常にクリアで正確な低域をもたらし ます。
このシステムを完結させるのが、5インチの中域ユニットと、独自設計のAMT3(Ribbon System 3)ツイーターです。SC407にも採用されているAMT RS3(Ribbon System 3)ツイーターには、大型のマグネットが使用され、事実上ディストーションを発生させることなく、高出力レベルを実現しています。
各ドライバーはそれぞれにPWMアンプを装備し、それぞれのチャンネルがショートタームで250Wの出力を持っています。 118dB(SPL@1m)の最大出力レベルがあれば、大型のコントロール・ルームでも、空気を動かし続けるのに十分なパワーがあります。どんな音量での 再生を想定したソースでも、あなたは絶対にミックスを正しく判断できるでしょう。
SC408は、正確でパワフルな低域、非常に明瞭なミッドレンジ、クリスタルのようにクリアな高域を一つのユニットにまとめ、クオリティーと安定し たパワーでの出力が最も重要視される、ほとんどの中域の大型のコントロール・ルームとスタジオに最適な選択のツールとなるでしょう。
SC408は他のEVE Audioのスピーカーと同様、バランスXLR入力とアンバランスRCA入力の両方を背面パネルに装備しています。
□ どんな環境でも最良のサウンドを提供するDSP内蔵設計 |
すべてのEVE Audioのスピーカーは、高解像度のDSP回路を内蔵しており、使用環境に応じてモニターをチューニングすることができます。DSPという略語はモニター・スピーカーにそぐわないと思う人もいるかも知れませんが、私たちのDSP回路は、入力音を処理能力の幅に嵌め込むような処理はせず、難しい操作も必要としません。
クロスオーバーとフィルター・コントロールを機能を提供するDSPは、Burr-Brown製24bit/192kHz ADコンバーターから、入力シグナルをピュアなまま受け取ります。Class D(PMW)アンプリファイヤーはDSP回路から直接信号を受け取るので、DSPとアンプの間で不必要な変換は行われません。これにより圧倒的に原音に忠実な再現性を約束することができるのです。
DSPを採用したことで、ユーザー・フレンドリーな機能を実装することが可能になりました。フロントパネルのLEDリングが特徴的なノブは、外部の機器を全く必要とせず、DSPによる正確なボリュームとフィルターのコントロールを可能にしました。ノブによるコントロール機能は、誤操作や意図しない変更を防ぐため、背面のディップスイッチで無効にすることができます。
「どこまでも正確に、ミックスに施した仕事の結果を確認できるモニターを作りたい。」EVEがその目標を実現するためには、DSPの採用は不可欠でした。こうして、シンプルでインテリジェント、クリーンなサウンドのモニターが完成したのです。
□ 音程まで正確に"聞き取れる"低域を実現する、ベース・ポート。 |
EVEのスピーカーのデザインで、音に関係のない要素は一切ありません。ベースポートは、低周波数帯域の再生効率を上げるため、ウーファーユニットの裏側から発せられるエネルギーを利用するものです。エンクロージャーの容量、チューブの形状や長さなどを適切に設計することで、スピーカーのパフォーマンスを大幅に改善します。しかし同時に、不適切な設計は、ポートによる空気の圧縮という悪影響をもたらします。ボリュームを上げるとボートの効率が下がり、ディストーションの原因になりかねません。
EVEのスピーカーは、通常より大型のエッジが丸められた長方形のベースポートを採用することで、低周波数帯域を効率よく再生します。タイトでパンチのある音圧感ながら、ディストーションは皆無です。
非常に大きなボリュームで再生しても、低域の正確さは変わりません。
Dimensions (WxHxD) [mm] 710 x 330 x 440
Free-field frequency range (-3dB) 32Hz - 21kHz
Tweeter AMT RS3
Midrange 130mm/5"
Mid-Woofer 200mm/8"
Woofer 200mm/8"
Maximum SPL @ 1m 118dB
Total short-term output power 800W
Output power (woofers) 2 x 250W
Output power (mid-driver) 250W
Output power (tweeter) 50W
Protection limiter yes
Weight kg/lb. 29.5 / 65
Connectors
XLR in (impedance) (10k)
RCA in (impedance) (10k)
※上記製品仕様は2012年11月時点のものです。
随時更新するよう努めてはおりますが、最新状況は常に変動するため合わせてメーカーでもご確認下さい。
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