Human Gear ANIMATO FORTE

国内某プロ・アーティストの足元にも欠かさず君臨し続ける１台が僅少入荷してまいりました。

 

オリジナルと比べ、一回り小型化された筐体を使用、当時のパーツが一部確保出来なかったので近似値の物に変更することで、結果としてやや高域にシフトしたトーンとなっております。マーシャル系や軽くクランチしたサウンドに組み合わせることで、より真価を発揮する１台です。

 

以下HUMAN GEAR代表の八木氏のコメントとなります。

 

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オリジナルは2005年に発売されてから既に12年。生産台数は60台。

年に5台限りのマーケットへのリリース。あまりにもパーツのクオリティと性能にこだわり常に制作できない状態のまま来たのがつい最近、京都の取扱店の方から熱烈な要望がありこのMODは誕生した。

 

12年もすれば音楽の変化による音質の変化も当然あることからすこしだけ部品のメーカーを変更して製作した。当然音質の根本であるサーキットは変更せずまた肝心なパーツは僕の良き友人であったトレーンウイックアンプの制作者 ケン・フィッシャーが最も推薦するUSAのゲルマニュウムトランジスターをオリジナルと同じく使用している。じゃーどこを変えたのかという事になるだろうが、それはヒミツ。出てくる音が良く、気に入ってもらえたらプレイヤーにとってはどうでもいいことだと思うのだが。

 

シリアル＃60までの物とどのように音質が変わったかという質問が当然あると思うがそれについては御自身の耳で判断していただきたい。ヒントとして高域の音質という事にしておこう。使う機材の素晴らしさはミステリアスな部分が多いほど魅力的であり答えは自分の中に有るはず。それでもどのようなANIMATO FORTE MODであるか知りたいのならこのモデルを販売している方に聞くのがベスト。その方々は最初のオーナーと2番目のオーナーだから文字による知識より、リアルでライブな魅力をあなたに伝えることが出来る。後はあなたが御自身のギターを持ちプレイしてみるだけだ。もしあなたが魅力を感じなかったり、好きな音質ではなかったとしてもそれは良い経験となるだろう。

 

"ANIMATO FORTE"はピッキングに反応するディスト－ション・ファズである。多くのファズ・ボックスは、歪みを強調するがためクリーンで押し出しの強いトーンを持たない。

オリジナルNKT275を持つFUZZ FACEにおいてもばらつきが非常に多く、優れた物を探し出すには大きな出費を必要とする。

このANIMATO FORTEは、このシリーズ同様、選ばれたUSA製ゲルマニュウム・トランジスターを使用している。

当然、各パーツの多くはUSA特注品である。FUZZ独特なブツブツ感も味のある物になっている。

設定は少々慣れが必要かも知れないが、広範囲な表現を持っている。

使い慣れれば必ずクラシックなトーンから新鮮なトーンまでをカバーすることができるだろう。

薄く汚いファズトーンは僕の趣味の外にある。

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