W&S CRYO ダブルアンドエスクライオ MOGAMI 2549 マイクケーブル 2m
有名なモガミ電線のNEGLEX OFC導体が使われた2芯シールドケーブル2549。マイクケーブルとして業界定番のケーブルですが、バランス配線は勿論、ケーブルに指向性を付けるセミバランスやアンバランスの選択も可能で、楽器用ケーブルとしても音の分離が良いモガミらしいクリアーなサウンドを表現します。癖の無い音が特徴で2534と比べると外径が6mmで柔らかく取り回しがし易く、機材間のオーディオ用ケーブルとしてもお勧めです。この2549をCRYOフィニッシュし、更に磨きをかけることで、素材の良さが引き立ち伸びやかな音質を再現し、ワンランク上のプロケーブルに仕上げました。
※CRYO処理とは?
物質は本来、完全な結晶(分子配列)の中では、原子が一定の間隔をとって3次元に規則正しく並んでいますが、製品を形成する際に加えられる力や熱な どにより、分子配列にズレ(歪)が生じてしまう事は避けられません。そこで、整形時に加わる無理な力による組織のズレ(歪)を均一化するために、-100℃以下での熱処理技術を用いることで、分子配列の歪を取り除き、従来の製法ではなし得ない、より完全な結晶体に近づける技術を確立致しました。この ような熱処理技術がクライオジェニック トリートメント、通称クライオ処理(極低温熱処理)と呼ばれています。
CRYO処理には、工業用ドライアイスを使用し-50度程度で冷却する事で体積が収縮し分子間が狭くなり分子の再配列効果を得る処理もありますが、更に- 100度以下の超低温処理をすることにより、原子間の摩擦が減少し、凝縮されより効果有る再配列が起こります。私どもは、サーマルショック(物体に加わる 温度変化が急激に行われること。材料・材質に疲労劣化を起こし破壊することもある。別名熱衝撃とも言う。)を回避するために、より安全で高品質なガス法冷 却による-100度以下の処理方法で、非常に難しいと言われる基板のCRYO処理にも対応できる工場による、処理をする素材に合わせた高度で高品質な CRYO処理を提案させていただいております。
CRYO(クライオ)処理後、外観に変化はありません。効果は半永久的です。
[ 仕様 ]
◆ ケーブル : MOGAMI #2549
◆ プラグ : NEUTRIK NC3MXX-B、NC3FXX-B
◆ ハンダ : KESTER44
◆ 備考 : CRYO処理済