











Martin Custom Shop CTM OM-41 "Premium Sitka Spruce & Premium Wild Grain E.Indian Rosewood"2024年マーチンファクトリーツアー買い付け最新モデル。OMのスタイル41に、1933 AmberToneカラーにコア材バインディングと激渋にまとまった1本。 ![]() ![]()
2024/11月に行われたMartinファクトリーツアー。そのツアーに合わせてカスタムショップクラフトマンによって用意されたPrebuilt Custom品の中から厳選して買い付けたカスタムショップの新作が入荷しました。
マーティン社最高の技術によるハンドメイドでの組み上げとカスタムショップグレードと呼ばれる選定材が惜しみなく使用される、現代マーティンの最高峰”マーティンカスタムショップ”。膨大な敷地の僅かな一郭で、熟練の職人のみが配属を許される僅か20人程の精鋭集団。その仕上がりはもちろんスタンダードをあらゆる面で凌ぐ超一級品です。
こちらはトップ材にプレミアムグレード(7)スプルース、サイド&バック材に美しいワイルドグレイン・イーストインディアンローズウッドを合わせたカスタムショップ製OM-41モデル。カスタムショップならではの1933 AmberToneカラーにフレイム・ハワイアンコア材バインディングでまとめた美しいルックスの1本です。
トップ材の今回から「スプルース」とだけ表記されるようになり、これまで通りの「シトカ」や「ルッツ」が総称して「スプルース」表記となりました。こちらのトップ材のグレードはプレミアムの"7"が使用されており、45グレードの木材となります。ヨーロッパ産のスプルースのようなきめ細やかで柾目の非常に美しい材が選択されております。
サイド&バック材には非常にレアなプレミアムグレードのワイルドグレイン・イーストインディアン・ローズウッドを使用。この木材は非常に珍しい木目のインドローズ材として2014年頃に一度少量ながら出回りました。今回また極少量ながらサイド&バック材として使用されたという経緯となります。面白いことに普通のインドローズとは音色そのものが異なり、ローズ特有の硬質な高域と深いローミッドの響きはそのままに、よりボリューミーで鳴らしやすく、若干明るいニュアンスも持ち合わせているところが特徴となります。
個体として非常にバランスが良く音量もあり、OM特有の扱いやすさも相まって楽器としての完成度が非常に高いモデルです。マーチンの40番台に求めるゴージャスさ、艶やかさを十分に堪能でき、プレイアビリティも高いので、この1本で様々な音楽的状況をカバーできるのもおすすめのポイント。ご購入いただいて満足度が高い1本だと思います。
その他スペックとしましては、マホガニー材ネック(スタンダードシリーズと同じMod Low OvalプロファイルのHigh Performance Taper)、エボニー材指板&ブリッジ、44.5mmナット幅、645mmスケール、フレイム・コア材バインディング、Style 45 Snowflake指板インレイ、1933 AmberToneカラー、Schaller Gold GrandTuneペグ(コア材ボタン)と、非常に豪華な内容となります。
スペシャルな木材を使用した特別な1本。こだわり尽くされた完成度の高い1本です。
スタイル:OM-41
トップ材:スプルース(プレミアムグレード 7 )
ブレイシング材:スプルース / Xブレイシング・スキャロップド
サイド&バック材:ワイルドグレイン・イーストインディアン・ローズウッド(プレミアムグレード)
指板:ブラック・エボニー
ブリッジ駒:ブラック・エボニー / Modern BELLY
バインディング材:フレイム・ハワイアンコア
ネック材:マホガニー
ネック形状Modified Low Oval /High Performance Taper(1 3/4ナット幅)
ヘッドロゴ:C.F.MARTIN ブロック
ペグ:Schaller Gold GrandTune / Koa Oval Btn
カラー:1933 AmberTone
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