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シカゴ交響楽団ジョン・ハグストロム氏をコンサルタントに迎えて開発された、待望のC管コルネット。
▼コルネットについて
トランペットと同じ音域を持つ楽器。音色は柔らかいまるい音色。吹奏楽やオーケストラで曲によっては持ち替えて使用することがあります。ブリティッシュスタイルの金管バンドでは吹奏楽におけるクラリネットのような役割で活躍しています。3つの調性がありB♭管、E♭管、C管があります。主に使われることが多いのはB♭管です。
▼ヤマハコルネットラインナップ
■B♭管 ...B♭トランペットと同じ調で同じ音域です。吹奏楽での持ち替えや金管バンドでよく使われるのはこのB♭管です。
スタンダード 2枚取りベル
YCR-2330III...ベルイエローブラス、ゴールドラッカー仕上げ、MLボア、
YCR-4330GII...ベルゴールドブラス、ゴールドラッカー仕上げ、MLボア
YCR-4330GSII...ベルゴールドブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
プロフェッショナル
YCR-6330SII...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア
Neo
YCR-8335...ベルイエローブラス、クリアラッカー仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
YCR-8335S...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
特別生産
YCR-8335G...ベルゴールドブラス、クリアラッカー仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
YCR-8335GS...ベルゴールドブラス、銀メッキ仕上げ、Lボア、第1/3トリガー付き
■E♭管...B♭管より4度高い音域を持ちます。金管バンドでは最高音域を担当し、吹奏楽におけるピッコロ、フルート、E♭クラリネット的役割を果たします。
スタンダード 2枚取りベル
YCR-2610SIII...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
Neo
YCR-8620S...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、Mボア
■C管...B♭管より長2度高い音域を持ちます。C管の楽器は音の響きがB♭管より明るいと言われることが多いです。オーケストラなどでC管トランペットから持ち替えの際はC管コルネットを使用されるのが違和感なく使用できるのではないかと思います。
カスタム
YCR-9435...ベルイエローブラス、銀メッキ仕上げ、MLボア
▼YCR-9435の特長
ゼノアーティストモデル、シカゴシリーズの開発協力アーティストであるジョン・ハグストロム氏(シカゴ交響楽団)が監修したモデルです。大編成のオーケストラの中でも存在感が際立ち、またトランペットからの持ち替えが容易な点もポイント。
・コルネットの特徴的な音色はそのままに、力強く輝いた音色を実現。
・通常よりも角度の開きが遅いYMベルを採用、華やかで豊かなサウンドに。
以下の「▼ベルについて」の項目を参照下さい。
・フレンチビード、サイドシームというアーティストゼノモデルの仕様を採用。
以下の「▼ベルについて」の項目を参照下さい。
・トランペットシャンクを採用。トランペットと同じマウスピースを使用できるため、持ち替えが用意に。
コルネットマウスピースは使用不可。
・Malone Pipe(マローンパイプ)採用。
マローンパイプとは金管楽器開発のスペシャリストとして名を馳せる、ボブ・マローン(Bob Malone)氏の設計に基づいたマウスパイプ。元トランペット奏者のマローン氏がロサンゼルスに自身の工房をオープンした1983年以来、多くのトランペット奏者が彼の元で自身の楽器にカスタマイズを施していたそうです。特にマローン氏設計のマウスパイプは評価が高く、今でもマローンパイプという名称で語り継がれています。2001年、ヤマハはマローン氏を開発陣に迎え入れました。彼の設計によるマローンパイプはカスタムシリーズの一部に採用されています。重厚かつ輝かしい響きと、遠達性に優れたこのマウスパイプは、奏者の持つ音楽管を最大限まで引き出します。
▼素材の違い
金管楽器の素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。
YCR-9435はベルがイエローブラス製です。
・イエローブラス...明るく、張りのある音色。多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
・ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75~85%、亜鉛が15%~25%ほど。
・レッドブラス...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85~90%、亜鉛が10%~15%ほど。より丸みのある音色に、深い響きを与えます。
▼塗装の違い
ぱっと見はだいたい金か銀ですが、塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。YCR-9435は銀メッキ仕上げです。
・クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
・ゴールドラッカー...クリアラッカーにゴールドの塗料を混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
・銀メッキ...柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています。主張も控え目になるためか吹奏楽では銀メッキで揃えることもあるようです。
▼ボアサイズ
ボアというのは、楽器に吹き込んだ空気が通る管の直径(内径)のこと。ボアのサイズによって息の量が決まり、音色が変わってくるのです。
小さなものほど必要な息の量が少ないため吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになり、サイズが大きくなると息の量も多く必要となり、音色や音量ともに豊かで華やかなものとなります。YCR-9435はMLボア採用しています。
・ミディアムボア = M...内径11.3mm
・ミディアムラージボア = ML...内径11.65mm
・ラージボア = L...内径11.73mm
▼ベルについて
ベルは1枚どりベルです。ベル形状はYMベルです。
・2枚取りベル...安い機種の多くはこれ。同じ材質であっても、加工方法が異なるので吹奏感、音色に違いが出てきます。
・1枚取りベル...深く豊かな響きとなめらかな吹奏感。
YMベル...太ベルながらYS3/YS4/YS4sベルに比べて開きの遅いもの
YAMAHA Custom series Cornet silver YCR-9435S ヤマハ カスタムシリーズ コルネット
■管楽器 楽器 金管楽器
■調子: C
■ベルサイズ:123mm
■ボアサイズ:ML=11.65mm
■ベルの形状/その他:YM(太ベルながらYS3/YS4/YS4sベルに比べて開きの遅いもの)
■ベル材質/加工法:イエローブラス/1枚取り
■仕上げ:銀メッキ仕上げ
画像と細かい仕様が異なる場合がございます。
セット内容
■楽器本体
■ケース TRC-810
■マウスピース TR-16C4 リム内径 17.00mm、スロート径 3.65mm 大きいリム内径と中庸なカップにより、全音域で吹きやすい。本格的なシンフォニーオーケストラ奏者向き。大音量。
■バルブオイル
■スライドグリス
■ポリシングクロス
■保証書/取説
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