KarDiaN ( カージアン ) TITANIA

2017年にブランドをスタートし、個性的かつ独創性あふれるエフェクターを送り出すKarDiaNが新たにリリースするハイゲイン・ディストーションがこの “titania” だ。

 

“titania” はエクストリーム・メタルからポップスまで様々なレコーディング、ライブと活動の幅を拡げる、ギタリストの「Leda」のシグネチャー・モデルとして開発がスタート。Ledaの愛するDjentからクラシカルなロックまで、幅広い音色をアウトプットするためのサウンドが実現したペダルとなっている。

 

圧倒的な演奏技術と類まれなるサウンド・メイクによって、数々のギターサウンドを生み出してきたLedaのためのペダルとして、まさしく彼の正史に刻まれるエフェクターが誕生することになった。リリースまで2年の開発期間と10を超えるデモ機から導き出されたKarDiaNのビルダー北田とLedaのこだわりを詰め込んだ世界に通用するハイゲイン・ディストーションとなっている。

 

そのサウンドはというと、H (HEAVY)、N (NORMAL)、L (LIGHT)のトグル・スイッチで切り替えることのできる音色の幅の広さ、ギタリストの押し出したい帯域をわかりやすくプッシュしてくれる “MID” コントロール、暴れすぎることがなく重心を支える “BASS” 、ハイゲイン・ディストーションならではのキレやスピード感をコントロールする“TREBLE”とそのタッチ感を操る “PRESENSE” を持ち、アンプには無いペダルの持つバイト感と、アンプがもつ壁のような歪みの塊を生み出すことができ、まさしく「アンプとペダルの良いとこ取りのエフェクター」と言えるだろう。7弦はもちろん、8弦それ以上の楽器を演奏する現代のギタリストにも、低音弦の発音の良さや、ピッキングのアタックのキレなどのコントロールがしやすく、そしてパーカッシヴなフレーズへの追従も抜群だ。ノイズ・ゲートの入っていない回路構成だというが、ミュート時のノイズの少なさにも驚かされる。

 

Ledaを知らない方はこのペダルを「クセの強いチューニングのミュージシャン・モデル」なのでは？と思われるかもしれない。しかし実際に試していただければ、ギタリスト自身が実現したいエクストリーム・メタルの風景をつかむことのできる現代的なペダルであると、すぐに実感いただけるのではないだろうか。

 

"titania" と名付けられたこのペダルは「白の優雅さ」と「強い独自性」を兼ね備えたまさにこのエフェクターを表現するにはピッタリな名前であるのと同時に、従来のKarDiaNのブランドイメージを覆す新時代の到来を強く感じさせるものに仕上がっている。

 

筐体に僅かな擦れはございますが、動作に問題は無く、中古品として非常基綺麗なコンディションの１台。

ハイゲイン系ペダルでお探しだった方は是非この機会にお求めください。

 

- SPECS -

 

- 入力インピーダンス : 1MΩ　

- 出力インピーダンス : 10kΩ

- コントロール : Volume、Gain、Presence、Treble、Mid、Bass、Character (H, M, L)

- スイッチング方式：トゥルーバイパス

- 接続端子 : 1/4インチ標準フォーン・ジャック×2 (入力、出力)

- 電源方式 : 9V~18VセンターマイナスDC電源 (電池可9V形006P型)

- 消費電流 : 16mA

- 寸法 : 幅 (W) 100 mm、奥行き (D) 120 mm、高さ (H) 57 mm (フットスイッチやジャック等の突起物含む)

- 重量 : 408g

- JAN : 4589825520215