SEAGULL by M.Shiozaki 000-60 1937 Aged Indian Rosewood -Medium Aged *2020

愛媛県西条市に工房を構えるエム・シオザキ弦楽器工房。同工房のマスタールシアーである塩崎雅亮氏は、知る人ぞ知る日本におけるマーティン研究における第一人者であり、国内トップルシアーの一人です。SEAGULL by M.Shiozakiは、塩崎氏のその知識と技術により生みだした「構えた瞬間、弾いた瞬間、聞いた瞬間に円熟味を感じる」事の出来るシリーズとなっております。

 

本器はプリウォーマーチンの000-28を再現したOOO-60 Agedの2020年製USED品。元々がレリック仕上げではありますが使用感を感じさせない良コンディション。レリックのダメージレベルはミディアムが採用されております。

 

ヴィンテージのサウンドを再現する為、サウンドのコアとなるトップ材とブレイシング材に"トリファイド加工"を施し、実際のビンテージ材に極めて近い材質感のものを使用。更には3段階のエイジド・レベルを設け、質感や音にまで影響を与える忠実なレリック加工を施した拘り抜かれたモデルです。

 

スペックは、トリファイド加工が施されたアディロンダックスプルース材トップ&ブレーシング、インディアンローズウッド材サイド&バック、ワンピースマホガニー材ネック、エボニー材指板&ブリッジ、ロングサドル、ダイアモンドスクエア指板インレイ、べっ甲柄ピックガード、ヘリンボーントリム、アイボロイドバインディング、ジグザグバックストリップ、Waverly#4076レリックペグの拘り抜かれた内容となっております。(トラスロッドは仕込まれております)

 

サウンドクオリティが非常に高く、コードを弾いた際の和音の溶け込んでゆくサスティーン、適度なピークがありながら力強く前に出るシングルノート、ヴィンテージでしか感じ得無い様々な細かい情報が新品のギターなのにしっかりと詰まっています。

 

状態は申し分なく気持ちよくご利用いただける個体です。サドルとブリッジピンは交換済み。弦高はネックはストレートの調整で6弦側12Fで約2.4mm、1弦側約1.6mmで、新品時のセッティングよりやや低めとなっております。フレットはプレーン弦下うっすらと減っておりますがまだ残9割。トラスロッドも十分余裕が有ります。前オーナー様によってパッシブの貼り付けタイプk&k pure miniピックアップが取り付けられております。

 

現在、本ブランドで28スタイルの000ボディのモデルは生産が遅れており中々手に入りませんので、この機会に是非。

 

 

Body Top : Torrefied Adirondack Spruce

Side & Back : Indian Rosewood or Madagascar Rosewood

Neck : Mahogany

Finger Board : Ebony

Bridge : Ebony

Machine Head : Waverly #4076/Relics

Rosette : White & Black

Binding : Ivoroid / Herringbone

Pick Guard : Tortoise Color

Pick up : none

Nut width : 44.5mm

Scale : 630mm

Case : Original Hard Case

Color : Aged Natural / Vintage Sunburst